友情か裏切りか ― 交差する二人の女の思惑
第7話では、ジウォンとジヒョクがついに「同じく過去から来た者同士」であることを認識し合い、物語は新たな次元へと進みます。職場では新たな妨害が動き出す中、ふたりの間に育まれる信頼と感情の深まりが、視聴者に強い余韻を残す回となりました。
🎬 あらすじ(ネタバレあり)

ジウォンとジヒョクは屋上で語り合い、BTSの未発表曲を通じて互いが「未来の記憶を持つ者」であることに気づく。驚きながらも心を開いたジウォンは、自分がかつて夫と親友に殺されたこと、そしてその復讐のために今を生きていることを告白する。ジヒョクはそれを静かに受け止め、「君の地面になる」と誓う。
その夜、ジヒョクは自身の記憶をたどる中で、かつて2023年に出席したジウォンの葬儀で、彼女の父が自分をタクシーで送ってくれたことを思い出す。そのときの「娘をお願い」という父の言葉が、ジヒョクの胸に今も強く残っていた。
翌日、会社に現れたのは会長の側近・リー・スッジュン。彼はミールキットの新商品企画をジウォンからヤン・ジュランへと担当変更するよう通告する。ジヒョクは上司として葛藤しつつも、ジウォンの努力と才能を信じて抵抗の構えを見せる。
その後、社員ワークショップとして開催された旗探しゲームでは、ジウォンがスミンとミンファンを同じチームに仕立て上げる。二人が自然と距離を縮めるよう仕向け、復讐のシナリオを着実に進めていく。
ゲーム中、森の中でふたりきりになったジウォンとジヒョク。ジヒョクは胸元にある“青いハート”の痣を見せ、「君の財布として使ってほしい」と真剣な眼差しで語る。それは、かつてジウォンの父にも同じ痣があったことを示すものであり、ふたりが運命的な絆で結ばれていることを象徴していた。
👥 登場人物の動きと関係性
- カン・ジウォン
自身の“やり直しの人生”をジヒョクに打ち明け、復讐の道筋をさらに明確化。社内での人事変動にも戦略的に対応し、感情と理性のバランスを保ちながら進む。 - ユ・ジヒョク
ジウォンの真実を受け止め、彼女を守ると誓う。ジウォンの父と過去に出会っていた記憶を持ち、青いハートの痣を通じて運命の絆が浮き彫りに。 - リー・スッジュン
会社の権力を背景に、ジウォンの職務を揺るがす動きを見せる存在。ジウォンにとって新たな障害となる。 - ヤン・ジュラン
ジウォンの後任として突然抜擢される。本人は困惑しつつも、今後ジウォンとの対立の軸になる可能性あり。 - パク・ミンファン&チョン・スミン
ジウォンによって同じチームにされる。無意識のうちに接近し始め、ジウォンの復讐計画が静かに進行していく。
🎯 名シーンと印象的なセリフ
- 「青いハート」痣の告白
ジヒョクが胸元の痣を見せるシーンは、「あなたを守りたい」という意思の表明と、父との記憶のリンクが重なる印象的な場面。「君の財布として使ってほしい」は、第7話屈指の名言。 - 旗探しゲームでの心理戦
スミンとミンファンを同じチームにさせることで、意図的に“感情の揺らぎ”を誘導。ジウォンの計算高さが浮き彫りになる場面。 - 屋上での未来の共有
BTSの未発表曲が共通の記憶であることが判明した瞬間。二人の“この時代に戻ってきた”という共通点が明確になった転機。
🌟 感想・考察
物語が大きく動きましたね。ジウォンとジヒョクが互いの“未来の記憶”を確認し合い、過去を知る者同士として初めて完全に心が通じ合った回だったと思います。特に青いハートのエピソードは、運命という言葉では片付けられない深さがありました。
一方で、会社内でのパワーバランスの変化や、復讐計画の進行も見逃せません。ジウォンはただ感情的に動くのではなく、冷静に状況を読んで戦っている様子がとても印象的でした。
ジヒョクの「財布になってもいい」というセリフは、ジウォンを受け入れるだけでなく、彼自身の贖罪と決意を感じさせましたね。視聴者としても、ふたりの絆が一段と強固になったことを感じさせられました。
📂 まとめ
ジウォンとジヒョクが“未来から来た者同士”として運命を共有するターニングポイントでした。復讐の布石が着実に進む中で、ふたりの信頼関係もいよいよ本物になってきましたね。
これからジウォンの周囲がどう変化していくのか、そしてジヒョクがどのように彼女を支え続けるのか、ますます楽しみになってきました。
🔗 関連記事
第6話あらすじ → 私の夫と結婚して 第6話 あらすじネタバレ
第8話あらすじ → 私の夫と結婚して 第8話 あらすじネタバレ
登場人物のまとめはこちら → 私の夫と結婚して | 登場人物と複雑な関係性を一気に整理!
コメント