未知のソウル 第6話 あらすじ・感想・考察|揺れる気持ちと明かされる秘密

未知のソウル

恋と秘密が静かに交差する夜——。

「私も好きだったの」その一言が、止まっていた心を揺らし始める。
ミジとホス、そしてロサ。
それぞれが心に抱える過去と想いが、静かに動き出した第6話。
複雑に絡み合う感情の中で、“本当の自分”を取り戻すことはできるのか。
揺れる心、交錯する嘘と真実、その行方をじっくり追いかけてみましょう。

🎬 あらすじ(ネタバレあり)

酔った勢いでホスに「私も好きだったの。今好きなのは誰?」と寄りかかるミレ(中身はミジ)。そのまま彼の家で眠ってしまい、寝言で「私はミジ」とつぶやくも、ホスはあえて聞き流す。翌朝、ミジは記憶が曖昧なまま動揺する。

一方、ミレ(中身ミジ)は仕事で重要な極秘資料をチュング弁護士から預かる。それは、キム・ロサの住む地域に新社屋と軽電鉄を通すという重大計画だった。しかし、その資料をうっかりロサの家に置き忘れてしまう。後日返却されたが、ロサが中身を読んだ様子はなく、ホスから「彼女は難読症」だと知らされる。だが、ミレはどこか違和感を覚える。

ミジ(中身ミレ)はイチゴ園の社長との噂が原因で心を閉ざし、仕事を辞めて引きこもってしまう。その裏には、公社内でのパク主席との過去の因縁があった。そんな中、パク主席が職場に復帰し、契約社員テイは心配を募らせるが、ミジにはまだ話す覚悟ができていない。

ホスには、同級生のジユンがたびたび接近してくる。彼女は「あなたが知っている“ミレ”は、本当はミジでしょ?」と核心を突く発言をする。そして、ホス自身もそのことに気づいていると認めるのだった。

台風のような嵐の夜、イチゴ園に大雨が降り注ぐ。園の被害を防ごうと必死に駆けつけたミジ(中身ミレ)。そこで、社長から「君とうわさになって、僕はむしろ嬉しい」と静かに告白される。


👥 登場人物の動き

  • ミジ(中身ミレ):仕事で大きな責任を負うが、ロサへの資料忘れが危機に。イチゴ園の社長との噂に傷つき、内面が揺れる。
  • ミレ(中身ミジ):ホスへの本音が漏れ出すが、彼の前で素直になりきれない。徐々に限界が近づく。
  • ホス:ミジの正体に気づき始める。ジユンとの会話からも確信へと変わる。
  • ジユン:鋭い観察力で、双子の入れ替わりにいち早く気づく。
  • キム・ロサ:難読症であることが明らかに。彼女の行動は今後の鍵を握る。
  • パク主席:社内に復帰。過去のハラスメント問題が再燃する可能性も。

🎯 名シーン・印象的なセリフ

「私も好きだったの。今好きなのは誰?」

ホスに向けられたこの問いかけは、酔っていたとはいえミジの心の奥底にある本音でした。
長年抱えてきた想いが、不意にあふれ出た瞬間。その後の静かな寝言「私、ミジなの…」が切なすぎます。

「あの子は…ミジでしょ?」
—— ジユンのこの一言が、物語を大きく動かすきっかけに。


🌟 感想・考察

ホスの優しさ、そしてミジの不器用な気持ち。
ここまで見てきた方なら、2人の関係が少しずつ近づいているのを感じたのではないでしょうか?
でも、それと同時に「誰もが一歩を踏み出せない怖さ」にも共感したはず。

そして、ロサの難読症という新たな側面。
極秘資料の件が伏線になっているなら、チュング弁護士の動きは要注意ですね。
あの資料の扱い、ちょっとミジがかわいそうに見えてしまいました…。

ホスもミレも、それぞれに“知っていながら言わない”選択をしていて、
「真実を知っているのに、言えない苦しさ」みたいなものが随所に漂っていました。


📂 まとめ

第6話では「秘密」が一気に表に出てきた印象でした。
でも、それは誰かを傷つけるためじゃなくて、誰かを守るための“優しい嘘”だったようにも思えます。

このあとホスがどう動くのか、ミジはどうやって自分を取り戻していくのか…。
次回もきっと、心を揺さぶられる展開が待っていそうです。


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