📝“好き”って、こんなにも切なくて、まっすぐなんだ
第5話では、ミジとホスの想いが少しずつ、でも確かに重なり始めます。
過去の記憶、静かな告白、そしてそれぞれの「好きだった」の言葉——。
一方で、チェ局長との交渉が本格化し、ロサをめぐる土地売買を巡って新たな対立も。
複雑に絡み合う人間関係と、それぞれの“想い”が静かに交錯する、濃密なエピソードです。
🎬 あらすじ(ネタバレあり)

ロサは骨盤に複数の結石が見つかり、入院と手術が決定。
公社との面会には法定代理人であるホスが出席することになりました。社長から「出世がかかっている」とプレッシャーをかけられたチェ局長は、ロサの土地に対する一方的な金額を提示。しかしホスは毅然と反論する。
「この条件では売りません。今後は責任者のチェ局長が、僕を通して提案してください」
ミレ(本当はミジ)をこれ以上関わらせないよう、彼女を守るようにして交渉に臨むホス。その対応に業を煮やしたチェ局長は、ホスがかつて所属していた弁護士事務所に相談し、なんとチュング弁護士が担当としてホスの前に立ちはだかることに。
一方、イチゴ園では別の問題が。
社長との仲が噂になっていると知ったミレ(中身はミジ)は動揺し、突然アルバイトを辞めて自宅に引きこもってしまいます。
ミジは「金融管理公社でミレに何が起きたのか…」と複雑な思いにかられながら、ミレを気遣う様子を見せる。
そんな中、ホスはミジ(本当はミレ)に過去の記憶を打ち明けます。
高校のとき、山登りの授業で医師から止められていたドゥソン峰に挑んだこと。
「こんな山も登れないなら、生きている意味がない」——そう思ったとき、下山するみんなの中にミジの姿はなく、
「ミジは、自分が登ってくると信じて待っててくれている」——そう思ったから、登り切れた。
それ以来、ミジの存在がずっと胸の中にあった。
「ずっと、ミジのことを考えて登っていた」
そう語るホスに対し、ミジ(本当はミレ)はまっすぐに返す。
「私も…好きだった」——
ふたりの間に流れる、やさしくて静かな空気。嘘と真実のあいだに揺れる、想いの時間が流れていた。
👥 登場人物の動き
- ユ・ミジ(中身ミレ):ホスに“好きだった”と打ち明ける。ミレの職場での過去やホスの心の傷にふれ、心が揺れる。
- イ・ホス:ロサの代理人として強気の交渉。チュングと再び対峙し、職務でも私情でも“守るべきもの”のために動き出す。
- ユ・ミレ(中身ミジ):イチゴ園の噂に心が折れ、引きこもりに。ミレの過去と向き合うことで、自分の役割の難しさを知る。
- キム・ロサ:手術のため入院。交渉の鍵をホスに託すが、登場シーンは少なめ。
🎯 名シーン・印象的なセリフ
🌟 名シーン
・ホスが山を登る過去の回想シーン
→ 苦しみと希望が交錯する“青春の瞬間”に涙…
💬 印象的なセリフ
「この条件では売りません。今後はチェ局長が僕を通して提案してください」
「ずっと、ミジのことを考えて登っていた」
「私も…好きだった」
🌟 感想・考察
やっぱりこのドラマ、心にきますね。
ホスが“山を登った理由”を語る場面、真っ直ぐすぎて、胸がギュッとなります。
あんな風に「登った理由が君だった」なんて言われたら、そりゃ固まるよ。しかもミジじゃなくて“ミレが入ってるミジ”なんだから、複雑さ120%ですね!
そして交渉シーン。ホスの“守りたい気持ち”が行動になってるの、めちゃくちゃカッコいい。
「もうミレに傷を負わせたくない」っていう、あの無言の決意にしびれました…。
でも、あのチュングが戻ってくるとか、もう波乱しかないですね。
📂 まとめ
第5話は、“言葉じゃ伝わらない想い”が、ちゃんと伝わっていく…そんな静かな奇跡みたいな回でした。
ホスの告白も、ミジの「私も好きだった」も、すごくやさしくて、だけどどこか切ない。
人を想うって、簡単じゃないんだなって改めて感じさせられた気がします。
そしていよいよ、土地交渉をめぐる対立が本格化。
ホスvsチュング、元師弟のバトルの行方も気になりますね。
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