韓国ドラマ テプン商事 第11話 あらすじネタバレ|希望の草原プロジェクト入札と告白

テプン商事

IMF不況、Y2K終末論、そして希望の草原プロジェクト。

第11話は、国の公共事業「希望の草原」プロジェクトの入札に挑む社員たちの奮闘と、主人公カン・テプンの恋心が交差する山場。経験者の助けを借り、言葉の壁を乗り越えて入札書類を完成させる姿は胸を熱くし、物語の終盤でテプンが素直な告白を放つシーンはシリーズ屈指の名シーンです。

あらすじ(ネタバレあり)

出典:tvN公式

テプン商事は、安定的かつ利益の出る事業を探す中で、公共機関「調達庁 国際協力団」が進めるアフリカ支援事業「希望の草原」プロジェクトに目を付ける。学校や病院を建設するための物資を供給する入札だったが、大手企業が主要物品をすでに押さえており、テプン商事に残されたのは国内に生産工場がない「手術用手袋」だけだった。保証金や過去の実績が求められる大規模事業に手を出すには、実務に長けた元理事ク・ミョングァンの力が不可欠だが、彼は退社後、1999年のY2K終末論を唱える怪しげな団体に心酔し、街角でチラシを配る人物になっていた。テプンとオ・ミソンは彼を追って説得を試みるものの、「サタン」と罵られて追い返されてしまい、さらに調達庁から「入札参加不可」の文書が届いたことで、社員たちは打つ手を失ったかのように絶望的な状況に陥る。

しかし、状況をひっくり返したのもまたク・ミョングァンだった。彼は公務員の性質や行政手続きを熟知しており、入札参加条件の不明瞭さや中小企業への不利な扱いを鋭く指摘し、「異議申請」という手段を提示する。結果として調達庁はテプン商事の入札参加を認めざるを得なくなり、ようやくスタートラインに立つことができる。ところが入札会場にはライバル企業ピョサンソンの若き経営者ピョ・ヒョンジュンも姿を見せており、彼は品目を急きょ同じ「手術用手袋」に変更し、真正面からの価格勝負を仕掛けてくる。フランス語版の技術仕様書提出というハードルも立ちはだかり、社員たちは電器店を回ってフランス語キーボードを探し出すが、印刷の段階でプリンターが文字化けを起こしてしまう。時間だけが刻一刻と迫る中、再び現れたミョングァンがアームカバーを付けてペンを握り、均一な字間で仕様書を手書きで完成させる。コンピューターのように狂いのない筆跡は、手書きが当たり前だった時代に積み重ねた経験そのものであり、ベテランの底力が静かに光る瞬間となる。

緊迫した一日がようやく終わり、帰路についたカン・テプンとオ・ミソンの関係にも、見逃せない変化が訪れる。これまでミソンは「仕事上の心配だけにしよう」と自分に言い聞かせるように線を引き、プロとしての距離感を守ろうとしてきた。しかしテプンは、自分の感情をごまかし続けることはできないと悟り、歩みを止めてミソンに向き合うと、「オ・ミソンさん、愛しています。片思い。僕、片思いは初めてなんです」と率直な言葉を口にする。会社を背負う重責と初めての一方通行の恋心が交差するその告白は、未熟さと真っ直ぐさが同居した青年らしいものであり、ミソンは戸惑いを隠せないまま、それでも確かに心を揺さぶられていく。

登場人物の動きと関係性

カン・テプン
父が遺した中小企業を救うため、国際協力団の公共事業に挑戦する。危機に直面しても諦めず、恋愛においても自分の気持ちを正直にぶつけた。

オ・ミソン
責任感の強い経理担当として会社を支える一方、テプンとの距離感に悩む。プロジェクト参加のため奔走し、ミョングァンを説得する役割も担う。

ク・ミョングァン
元理事。退社後はY2K終末論の団体に心酔していたが、社員たちの説得で戻り、調達庁への異議申請や手書き仕様書作成など大活躍。

ピョ・ヒョンジュン
ピョサンソンの若い経営者でテプンのライバル。入札品目を急きょ同じ手術用手袋に変更し、価格勝負を仕掛ける。

チャ・ジュサ
調達庁の職員で、ミョングァンの異議申請を受け入れざるを得なくなる。

名シーン&印象的なセリフ

“コンピューターのような筆跡”
フランス語仕様書が文字化けし途方に暮れる中、ク・ミョングァンがアームカバーを付け、均一な文字間で仕様書を手書きする場面。パソコンに頼らない熟練の技が光り、ベテランの存在感を感じさせます。

テプンの告白
ミソンが線を引こうとする中、テプンが「オ・ミソンさん、愛しています。片思い。僕、片思いは初めてなんです」と真っ直ぐに告白するシーン。恋愛初心者らしい正直な言葉が胸に響きます。

異議申請で逆転
調達庁から入札拒否通知を受けた後、ミョングァンが参加条件の不備を理由に異議申請を提案し、参加を認めさせる展開。大企業に対する中小企業の逆転劇として爽快でした。

独自モジュール:時代背景 – IMF危機とY2K終末論

ドラマの舞台となる1997〜1999年は、韓国にとって激動の時代でした。アジア通貨危機によって多くの企業が倒産し、ソウルでは「IMFired(解雇された)」の看板を掲げた抗議デモが起こりました。IMFの緊縮政策は大規模なリストラと中小企業の淘汰をもたらし、労働市場は一気に不安定化します。この不況下で、テプン商事の社員たちが新規案件を必死に取りに行く姿は、当時の中小企業の苦闘を映し出しています。

一方、ドラマの中では1999年のY2K(2000年問題)終末論に傾倒する集団が登場します。1999年当時、コンピューターの日付処理が2000年になると誤作動を起こす「Y2Kバグ」が世界的な話題となり、停電や銀行システム停止など“コンピューターによる黙示録”を懸念する声が広がりました。アメリカでは食料や水、銃などを買いだめする人々も現れたと報じられています。ドラマに登場する終末論団体は、この社会不安を象徴的に描いており、ミョングァンがのめり込んでしまう過程は、経済危機と情報混乱が人々の心理に与えた影響を示唆しています。

感想・考察

緊迫感と人間ドラマが絶妙に絡み合い、見応えのある回でした。特に調達庁の入札シーンは、手書き仕様書というアナログな技がデジタルの壁を突破する展開に驚かされました。皆さんは、ミョングァンの老練な仕事ぶりにどんな感想を抱きましたか?私は、ベテランの知恵と若手の情熱が融合する瞬間に胸が熱くなりました。

テプンとミソンの関係も大きく動きましたね。これまでミソンが「仕事以外は距離を置こう」と言っていたことを考えると、テプンの告白はかなりの勇気が必要だったはずです。視聴者としては「そんなに早く気持ちをぶつけて大丈夫?」とハラハラしましたが、テプンの直球が彼らの関係をどう変えていくのか楽しみです。皆さんはこの告白シーン、どう受け止めましたか?

そして、ライバル会社ピョサンソンとの駆け引きも見逃せません。ヒョンジュンが同じ品目で入札し価格競争に持ち込む姿は、弱者を食い物にする大企業の縮図のようにも映りました。テプン商事はこの戦いをどう乗り切るのか、次回への期待が高まります。あなたはどちらの会社が勝つと思いますか?

まとめ

公共事業への挑戦という大きな山場を迎え、キャラクターたちの成長と絆を描き出しました。異議申請で参加権を勝ち取るシーンは、中小企業の底力とチームワークの大切さを感じさせます。読者の皆さんも、仕事で不利な状況に置かれた時に諦めず声を上げる勇気を得たのではないでしょうか。

恋愛パートでは、テプンの不器用ながらも真剣な告白が心に残りました。ミソンの返事はまだ描かれていませんが、二人が仕事と感情のバランスをどう取っていくのか気になりますね。皆さんなら、仕事と恋愛が重なったときどんな選択をするでしょうか?

次回は入札の結果と共に、ク・ミョングァンの去就やライバル企業との競争が描かれるはずです。経済危機とY2K不安という時代背景が物語にどう影響するのかも見どころです。第12話のレビューでまたお会いしましょう。あなたの予想や感想もぜひコメントで教えてくださいね。

関連記事

第10話あらすじ → 韓国ドラマ テプン商事 第10話 あらすじネタバレ
第12話あらすじ → 韓国ドラマ テプン商事 第12話 あらすじネタバレ
登場人物まとめ → 韓国ドラマ テプン商事キャスト&相関図 – 登場人物の関係性と役柄を徹底解説

コメント

タイトルとURLをコピーしました