📝 孤立と進化の中で揺れる命
生存者たちは完全な通信遮断の中、外部との連絡も絶たれ孤立していきます。
第5話では、チョンサンとグィナムの死闘が決着し、ドローンを通じて学校外の惨状が明らかに。そして、ゾンビでも人間でもない“新たな存在”が覚醒する衝撃の展開が待ち受けています。
🎬 あらすじ(ネタバレあり)

チョンサンは図書館に逃げこみ、そこでグィナムと取っ組み合いになる。本棚の上で繰り広げられた激闘の末、チョンサンはスマホでグィナムの左目を潰し、下のゾンビ群へ突き落とす。
同じ頃、ヒョサン市では感染拡大が制御不能となり、政府は戒厳令を発令。司令官のチン・ソムは誤情報拡散を防ぐため、市内のインターネット通信を遮断する。
通信遮断の影響で、チョンサンは119番通報に失敗。保健室へ避難してきたアーチェリー部主将のハリとミジンも、外の状況を確認しようとするが、ネットに繋がらず情報が遮断されたままとなる。
一方、警察署を脱出したジェイクは新米警官ホチョルと合流し、チョンサンの母が営んでいたチキン店に避難。そこで彼らが発見したのは、生まれたばかりの赤ん坊と、ゾンビ化したヒスの姿だった。
放送室に戻ってきたスヒョクは、チョンサンとはぐれたことを報告。オンジョたちは科学室のドローンを使って音楽室に避難中のチョンサンを発見する。ドローンで学校の外まで飛ばすと、ジミンはトラックの中でゾンビ化した両親の姿を確認し、絶望に打ちひしがれる。
その頃、図書館に残されたグィナムはゾンビに襲われながらも意識を保ち、自我を持ったまま覚醒。半ゾンビ化した彼は不死身となり、復讐のためチョンサンのもとへ向かう。
👥 登場人物の動きと関係性
- チョンサン:図書館でグィナムと格闘し撃退。通報に失敗し、音楽室へ避難。
- グィナム:ゾンビに襲われながらも意識を保ち、“半ゾンビ”として覚醒。復讐を誓う。
- オンジョ・スヒョク・ナムラたち:ドローンでチョンサンの安否確認を行い、学校外の悲惨な状況も目撃。
- ジミン:ドローン映像で両親がゾンビ化しているのを確認し、深いショックを受ける。
- ジェイクとホチョル:チキン店で赤ん坊とゾンビ化したヒスを発見。
- ハリ・ミジン:保健室でネット回線が遮断されていることを確認。外との接続が完全に断たれたことを悟る。
🎯 名シーンと印象的なセリフ
◉ 名シーン
図書館でのチョンサンとグィナムの死闘。本棚の上での格闘の末、スマホで目を潰し突き落とす決定的な一撃は、友情と復讐、恐怖が交錯する名場面。
◉ 印象的なセリフ
「ネットが…つながらない…」(ミジン)
→ 外の世界との断絶が明確になった瞬間。孤立無援のリアリティを突きつけられるセリフ。
🌟 感想・考察
第5話では、ゾンビの恐怖だけでなく、通信遮断によって人と人との“つながり”が絶たれることの恐ろしさが描かれていました。
特に、グィナムの“半ゾンビ”としての覚醒は、物語に新たな緊張感を与える大きな転換点です。ゾンビでも人間でもない彼の存在は、今後の脅威を象徴する存在として機能していくでしょう。
また、ジミンがドローン越しに家族の変わり果てた姿を目撃する場面は、技術がもたらす“見ることの苦しみ”を強く印象づけました。
全体を通して、恐怖の本質がゾンビではなく、人間の喪失や孤立にあることを再確認させられる1話だったといえます。
📂 まとめ
第5話は、“孤立”“通信遮断”“新たな脅威”というキーワードで語れるエピソードでした。
サバイバルの舞台はもはや学校だけではなく、個々人の心の中に広がっていく恐怖や不安が、物語をより深く、より重くしていきます。
🔗 関連記事
第4話のあらすじはこちら → 今、私たちの学校は、 第4話あらすじ
第6話のあらすじはこちら → 今、私たちの学校は、 第6話あらすじ
登場人物まとめはこちら → 『今、私たちの学校は、、』登場人物・キャスト紹介
コメント