📝 混乱の中で生まれる新たな脅威
ゾンビウイルスの脅威がついに学校の外へと広がり始め、生徒たちは新たな危機に直面する。
第4話では、チョンサンが仲間とともにスマホを求めて危険な行動に出る中、意識を保つ“半ゾンビ”が登場。さらにはグィナムの狂気も露わになり、物語は急速に混沌を深めていく。
🎬 あらすじ(ネタバレあり)

高校での感染騒動を聞いたチョンサンの母は、息子を案じて学校へ向かう。しかし、すでにゾンビ化していたギョンスに襲われ、感染してしまう。
街中でも感染が急速に拡大し、刑事ジェイクは科学教師ビョンチャンの取り調べ中に、彼を警察署から移送。そこでビョンチャンは、自身のパソコンがあるヒョサン高校の科学室に、ウイルス情報とパンデミックの回避手段が記録されていると告げる。そしてジェイクを助けるため、自らゾンビの犠牲となる。
一方、かつていじめを受けていたウンジは、グィナムらに撮影された動画が朝9時に予約投稿されることを知り、止めるため職員室に向かう。途中でゾンビに襲われ感染するが、人間の意識を保ったままスマホを破壊して回る。
外部への連絡手段を得るため、チョンサンとスヒョクもまた職員室に侵入。2人はウンジに遭遇し、襲撃を受けて別々に逃走。チョンサンは校長室へ逃げ込むが、そこでグィナムが校長を殺害する場面を目撃する。チョンサンはその様子をスマホで撮影し、ゾンビだけでなくグィナムにも命を狙われることになる。
同じ頃、オンジョの父・ナム・ソジュはレスキュー隊員として市長らの救出に奔走し、ヘリで避難所となる刑務所へ移送される。
👥 登場人物の動きと関係性
- チョンサン:母の死を知ることなく、スヒョクと共にスマホを求めて職員室へ。校長殺害現場を目撃・撮影し、グィナムに追われる。
- スヒョク:チョンサンと行動を共にしながら、半ゾンビのウンジに遭遇。機転を利かせて逃れる。
- ビョンチャン:自らの研究を反省し、ジェイクにパソコンの存在を伝えた後、身代わりとなってゾンビに襲われる。
- ウンジ:感染しながらも意識を保つ“半ゾンビ”として登場。過去のいじめと動画投稿への怒りからスマホを破壊。
- グィナム:校長を殺害し、動画を撮影したチョンサンに襲いかかるなど、狂気が増していく。
- ナム・ソジュ:市庁舎で市長たちを救出し、軍の指示で刑務所に避難。外の状況を知る数少ない存在。
🎯 名シーンと印象的なセリフ
◉ 名シーン
ウンジが感染後も人間としての理性を保ち、職員室のスマホを次々と破壊するシーン。静かで狂気的な行動に、彼女の怒りと苦悩がにじみ出る。
◉ 印象的なセリフ
「ヒョサン高校の科学室…そこにパソコンがある。治療の鍵だ」(ビョンチャン)
→ 自らの罪を悔いながら、最後まで人類に希望を託したビョンチャンの覚悟が伝わる言葉。
🌟 感想・考察
この第4話では、ゾンビによる直接的な脅威だけでなく、“人間の闇”や“意識を保った感染者”という複雑な要素が加わり、緊張感が一気に高まりました。
特に印象的だったのは、ウンジがゾンビになっても完全には人間性を失わず、怒りや悲しみを抱えながら動いていた点。彼女の姿は、パンデミックの中でこそ浮き彫りになる“いじめ”や“無視された存在”の象徴とも言えるでしょう。
また、チョンサンがグィナムに狙われる展開は、人間同士のサバイバルの始まりを感じさせました。ゾンビだけでなく、人間の凶暴さ・利己心が生き残りの鍵を握るという、新たな恐怖がここから加速していきます。
📂 まとめ
第4話は、外の世界でも感染が広がる中で、学校内でのドラマがさらに濃密に描かれた回でした。
母の死、ビョンチャンの自己犠牲、そして半ゾンビという新たな存在の出現。
人間性とウイルス、正義と狂気の境界が曖昧になる中で、それぞれの選択が生死を分けることになっていきます。
🔗 関連記事
第3話のあらすじはこちら → 今、私たちの学校は、 第3話あらすじ
第5話のあらすじはこちら → 今、私たちの学校は、 第5話あらすじ
登場人物まとめはこちら → 『今、私たちの学校は、、』登場人物・キャスト紹介
コメント