📝 仲間を信じるか、自分を守るか――極限で問われる選択
第2話では、ゾンビ感染がヒョサン高校を席巻する中、チョンサンたち生徒が仲間の死と向き合うことになります。「命を取るか、命を救うか」という重い決断が避けられず、一人ひとりの覚悟が試される回です。
🎬 あらすじ(ネタバレあり)

ゾンビ化が校内で急拡大する中、チョンサンはオンジョを守りながら2年5組の教室へ避難する。ギョンス、ジュニョン、ナヨン、スヒョク、デス、ウジンらが合流し、教室で立てこもる。
スマホで警察に通報するが、一蹴されてしまった。その頃、科学教師ビョンチャンは警察で取り調べを受け、ウイルス開発の経緯を証言する。彼は息子ジンスに闘争本能を呼び覚ますウイルスを注射していたと明かす。
担任のパク先生は校長の対応に反し、「生き延びるように」と校内放送で訴える。
しかし、体育教師コンスがすでに感染して教室に逃げ込んできたため、生徒たちは再び退避を余儀なくされる。途中、オンジョの親友イサクが感染し、窓から落下したところをチョンサンが背に泣きながら突き落とす。
その後、消火用ホースを使って科学室から2階下の放送室へ移動し、パク先生と合流する。
👥 登場人物の動きと関係性(第2話)
- チョンサン:イサクを突き落とす決断をするなど、仲間への責任と苦渋の選択に直面。
- オンジョ:イサクの死に動揺しながらも、チョンサンを支え協力して脱出する。
- ギョンス/ジュニョン/デス/ウジン:2年5組のメンバーとして集団行動を維持。
- ナヨン:差別的な発言で孤立し始める。
- スヒョク:避難と生存をめぐりリーダーシップを発揮。
- パク先生:教師として生徒の命を守ろうと奮闘。
- ビョンチャン:ウイルス開発の動機を明かすことで、物語の核心に踏み込む。
- コンス先生:感染して凶暴化し、生徒たちを追い詰めるトリガーとなる。
🎯 名シーンと印象的なセリフ
🔸 名シーン
- コンス先生が感染しながら迫りくる中、生徒たちが科学室へ逃げ込む迫力あるカット。
- イサクが感染し窓から落ちる。チョンサンが彼女を自らの手で止める決断の瞬間。
- 消火用ホースで放送室へ向かう脱出シーンが緊張感あふれる展開。
💬 印象的なセリフ
「どんなことがあっても、生き延びなさい」
― パク先生の校内放送。生徒を必死に励ます声が胸を打つ。
🌟 感想・考察
第2話では、生き残るために「誰を切り捨てるのか」という苦渋の決断が強く描かれていましたね。チョンサンがイサクを窓から突き落とす場面は、ゾンビドラマでよくある「感染者は撃つしかない」という理屈を超えた、感情を伴う重い選択でした。
また、ビョンチャンのウイルス開発の背景が明かされたことで、「正義」や「愛情」が歪んだ形で表現されていることが見えてきました。ストーリーに深みを与える重要な転換点です。
今回も「差別・偏見」がテーマの一つとして浮かび上がりました。ナヨンやチョンサンのように、異なる反応を示すキャラを通して、危機における人間性の多様さと弱さが描かれています。
📂 まとめ
第2話では、生存に向けた「リアルな判断」が反映されており、「人を容赦する余裕がない」状況が描かれています。これまで描かれてきた桜色の日常が、突如、極限の選択を迫る非日常に塗り替えられた回でしたね。
そして脱出に成功したことで、物語はさらに外の世界へ進む予感があります。第3話では、この放送室から「救援は来るのか?」「校外で何が起きているのか」が見どころになりそうです!
🔗 関連記事
第1話のあらすじはこちら → 今、私たちの学校は、 第1話あらすじ
第3話のあらすじはこちら → 今、私たちの学校は、 第3話あらすじ
登場人物まとめはこちら → 『今、私たちの学校は、、』登場人物・キャスト紹介
コメント