📝 母との再会、そして別れ。犠牲の連鎖が続く
『今、私たちの学校は、』第10話では、チョンサンと母との衝撃的な再会を皮切りに、感情を揺さぶる展開が続出します。仲間の犠牲、父の救出、そして脱出への光が見えた瞬間に迫る危機。希望と絶望が交錯する中、生き残るための決断が問われます。
🎮 あらすじ(ネタバレあり)

ゾンビの群れが押し寄せる中、チョンサンはゾンビ化した母親と再会します。彼女に棍棒を振りかざすテスたちに対し、チョンサンは正気を失い「母さん…」と泣き崩れます。スヒョクとオンジョはそんなチョンサンを庇い、彼を引き連れてその場を離脱します。
逃走の最中、両親を失い絶望していたヒョリョンが転倒。彼女を助けようとしなかったジミンの前で、ヒョリョンはゾンビに囲まれ襲われてしまいます。その時、ゾンビに追われていたウジンの前に現れたのは、弓矢を持つ姉ハリ。彼女はアーチェリー場から駆けつけ、弟を助けながらゾンビたちを矢で撃退します。
ゾンビの大群に囲まれた一行は、裏山からの脱出を断念し、体育館へと避難します。しかし、そこにもゾンビ化した運動部の生徒たちが徘徊しており、彼らは備品倉庫に身を潜めます。
夜が明け、テスはハリに想いを告白。そんな中、スヒョクは体育用具のボールカゴを活用して移動式のバリケードを作成し、正面扉からの脱出作戦を決行します。
しかし、倉庫を出て扉に向かう途中でジュニョンがゾンビに噛まれてしまいます。彼は自ら囮となり、仲間を逃がすために犠牲になります。扉にたどり着いた生徒たちは、外から鍵がかかっていることに絶望しますが、そこへオンジョの父、ナム・ソジュが現れ、扉を開けて彼らを救出します。
👥 登場人物の動きと関係性
- チョンサン:ゾンビ化した母と再会し、精神的ショックを受ける。スヒョクとオンジョに助けられる。
- スヒョク・オンジョ:感情を乱すチョンサンを庇い、逃走を導く。
- ヒョリョン:転倒し、ゾンビに襲われる。ジミンに助けられなかったことで孤独を露呈。
- ジミン:恐怖からヒョリョンを見捨てる選択をしてしまう。
- ウジン:ゾンビに襲われそうになるが、姉ハリに救われる。
- ハリ:アーチェリーの腕前で弟や仲間を救出。
- テス:ハリに想いを伝える。
- ジュニョン:脱出の途中でゾンビに噛まれ、自らを犠牲にする。
- ナム・ソジュ:ついに学校に到着し、生徒たちを救出する。
✯️ 名シーンと印象的なセリフ
名シーン
- チョンサンがゾンビ化した母親を見て泣き崩れる場面は、ゾンビドラマの枠を超えた深い母子愛を描いた感動的な瞬間です。
- ジュニョンが仲間のために囮となって扉の前で倒れる姿は、友情と勇気の象徴として強く心に残ります。
- ソジュが扉を開けるラストは、希望の象徴として視聴者の感情を高めるクライマックスです。
印象的なセリフ
- 「母さん…どうして…」 — チョンサン
- 「ハリ先輩、好きでした…」 — テスの告白
🌟 感想・考察
この第10話は、生存を懸けた逃走劇の中で「家族」「友情」「犠牲」が交錯する濃密な回でした。チョンサンと母との再会は、ゾンビという非日常の中でも決して消えない親子の絆を象徴しています。ジミンとヒョリョンの場面では、人間の恐怖心がどう判断を狂わせるかを描きつつ、それでも誰かが救おうとする希望も描かれていました。
ジュニョンの自己犠牲もまた、物語の中で重要な転換点。彼の行動がなければ、脱出は叶わなかったかもしれません。最後に登場するナム・ソジュの姿は、「救いは必ず来る」というメッセージを視聴者に強く印象付けました。
📂 まとめ
ゾンビパニックの中で揺れる人間ドラマが展開された第10話。親子愛、友情、そして恋心が入り交じる中、生き延びるために何を捨て、何を守るのかが問われました。次回以降の展開がますます気になります。
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第9話のあらすじはこちら → 今、私たちの学校は、 第9話あらすじ
第11話のあらすじはこちら → 準備中
登場人物まとめはこちら → 『今、私たちの学校は、、』登場人物・キャスト紹介
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