📝 ゾンビウイルスの誕生と、日常の崩壊が始まる
Netflix韓国ドラマ『今、私たちの学校は、』の第1話では、ゾンビウイルスの発端が描かれ、何気ない日常が一瞬で崩壊していく衝撃的な幕開けとなります。いじめ、復讐、科学実験、そして感染。すべての始まりが集約されたこの回は、緊迫感と謎が交錯する重要エピソードです。
🎬 あらすじ (ネタバレあり)

ヒョサン高校では、いじめられっ子の男子生徒ジンスが不良グループにリンチされ、ビルの屋上から突き落とされてしまう。病院で重体となったジンスのもとに駆けつけた父・イ・ビョンチャンは、自身が開発した“闘争本能を呼び覚ます”ウイルスを息子に投与していた。
暴走し再び復讐に向かおうとするジンスを、ビョンチャンは聖書で殴打し死亡させる。そして遺体をスーツケースに詰め、病院から持ち去った。
数日後、理科室の清掃当番をしていた女子生徒ヒョンジュは、教室内で奇妙な実験用マウスに噛まれる。実はそのマウスもウイルスに感染していた。教師のビョンチャンは、ヒョンジュがウイルスに感染したと察知し、彼女を理科室に監禁する。
その頃、チョンサン、オンジョ、イサク、ギョンスたちは、チョンサンの母が営むチキン店で平穏なひとときを過ごしていた。
一方、男子生徒スヒョクは、女子生徒ウンジが不良グィナムたちに性的ないじめを受けている場面に遭遇し、助けようとするも拒絶されてしまう。
感染したヒョンジュは理科室を抜け出し、教室で倒れてしまう。彼女は保健室へ運ばれ、そこで養護教諭を噛んでしまったことから、ウイルスが一気に広がり始める。
こうして、学校全体がゾンビウイルスに包まれていく。
👥 登場人物の動きと関係性
- イ・ビョンチャン:ウイルスの開発者でジンスの父。息子を助けようとして暴走し、ヒョンジュへの感染を隠す。
- ジンス:不良たちにいじめられ、ウイルス投与後に凶暴化。父により命を絶たれる。
- ヒョンジュ:理科室でマウスに噛まれ、最初の感染者となる。
- チョンサンとオンジョ:平穏な日常を過ごしていたが、やがて混乱の渦に巻き込まれていく。
- スヒョクとウンジ:いじめの現場で対立。今後の伏線となるような距離感が描かれる。
🎯 名シーンと印象的なセリフ
名シーン:
ビョンチャンが理科室でヒョンジュを縛り上げ、彼女の感染が進行していく過程を見つめる場面。科学と狂気が交錯する、不気味な静けさが印象的。
印象的なセリフ:
「復讐したいなら、これしかなかったんだ…」
―イ・ビョンチャン(ジンスへのウイルス投与の理由)
🌟 感想・考察
第1話では、ゾンビものにありがちな“偶発的感染”ではなく、明確な意図を持ってウイルスが作られていたという衝撃の事実が描かれましたね。ビョンチャンというキャラクターが単なる狂人ではなく、「弱者である息子を守るために」暴走したという設定には、思わず胸が締めつけられる思いがしました。
そして、感染が拡がる瞬間までの日常描写のリアリティがすごくて、普通の学生生活が一気に崩壊していく怖さがダイレクトに伝わってきました。ヒョンジュの逃走、保健室での噛みつき、保健教諭の変貌など、ゾンビものとしての緊張感がじわじわと高まっていく構成は見事です。
📂 まとめ
第1話は、まさに“すべての始まり”が詰まったエピソードでしたね。学校がパンデミックの震源地となっていく過程や、登場人物たちの人間関係の布石がしっかり描かれていて、次回以降の展開にワクワクせずにはいられません。
まだ本格的なサバイバルは始まっていないものの、すでに心をつかまれるキャラが多くて、誰がどう生き残るのか、気になって仕方がない展開です。
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