韓国ドラマの記事やあらすじの中でよく登場する用語を、分かりやすく整理した用語集です。
ジャンル名や人物設定、放送枠や視聴率、制作スタッフの呼び方まで、「なんとなく分かるけれど説明しづらい言葉」を中心にまとめています。
Contents
- 1 1. ジャンル・作風に関する用語
- 2 2. 人物設定・関係性に関する用語
- 2.1 財閥/財閥家/財閥御曹司
- 2.2 御曹司
- 2.3 オッパ(oppa)
- 2.4 ヒョン(hyung)
- 2.5 ヌナ(noona)/ヌナロマンス
- 2.6 オンニ(unnie)
- 2.7 ドンセン(dongsaeng)
- 2.8 ソンベ/フベ(先輩・後輩)
- 2.9 サブカップル
- 2.10 メインカップル/OTP(One True Pairing)
- 2.11 ラブライン(Love Line)
- 2.12 三角関係
- 2.13 契約恋愛/契約結婚
- 2.14 セカンドリード(Second Lead)
- 2.15 セカンドリード・シンドローム(Second Lead Syndrome)
- 2.16 ブロマンス/ウーマンス
- 2.17 片思い・一方通行の恋(Unrequited Love)
- 3 3. 放送・配信・制作に関する用語
- 4 4. 視聴・ファンダム周りの用語
1. ジャンル・作風に関する用語
ラブコメ(ラブコメディ)
恋愛(ラブ)とコメディを組み合わせたジャンルです。告白、すれ違い、勘違いなどの恋愛要素に、コミカルなやり取りやギャグ要素が加わった作風を指します。
ヒューマンドラマ
家族、友情、職場、人間関係などを中心に、人の感情や成長を描く作品を指します。恋愛要素が含まれる場合もありますが、物語の軸は「人間ドラマ」に置かれています。
サスペンス/スリラー
事件、犯罪、陰謀、失踪などを扱い、「真相は何か」「黒幕は誰か」といった緊張感のある展開が続く作品を指します。伏線やどんでん返しが物語の核になります。
ノワール
犯罪組織や闇社会、復讐、権力闘争などを描く、暗めで重い雰囲気の作品を指します。主人公も善悪がはっきりしないグレーな人物像である場合が多いジャンルです。
メロドラマ
事故、病気、出生の秘密、不倫、身分差など、感情を大きく揺さぶる要素を多数含んだ恋愛中心のドラマを指します。涙を誘う展開や感情表現の強さが特徴です。
マクチャンドラマ
非現実的で極端な展開を連続させるドラマを指します。出生の秘密や記憶喪失、極端な悪役の陰謀など、刺激の強い出来事が立て続けに起こる作風を指す用語です。
サバイバル/デスゲーム
生き残りそのものが物語の目的になっている作品です。ゲームや試験、隔離空間などの場で、参加者が脱落や生死のリスクを負いながら進んでいく構成を指します。
青春ドラマ
学生時代や20代前半などを舞台に、恋愛、友情、部活動、進路、夢と現実のギャップなどを描く作品を指します。若者の成長や悩みが中心テーマになります。
青春群像劇
複数の若者が主人公として登場し、それぞれの恋愛や夢、家庭環境などを並行して描くスタイルの青春ドラマです。個々の視点を積み重ねて、一つの時代や世代像を描きます。
セージョク(史劇/歴史ドラマ)
朝鮮王朝など、過去の時代を舞台にした歴史ドラマ全般を指す韓国語の用語です。王宮、両班(ヤンバン)、宮廷政治などが主要な舞台になります。
フュージョン史劇(フュージョン・セージョク)
歴史ドラマに、ロマンスやコメディ、ファンタジー、現代的な価値観など別ジャンルの要素を組み合わせた作品です。史劇の衣装や舞台設定を保ちつつ、現代ドラマのようなテンポやテーマを取り入れています。
トレンディドラマ
現代の都市生活、若者の恋愛、仕事、ファッションなど、「その時代らしさ」を前面に出した作品を指す呼び方です。都会の恋愛やライフスタイルを描くドラマに使われます。
ヒーリングドラマ
大きな事件や激しい対立よりも、日常の小さな出来事や心の回復、癒やしに焦点を当てた作品です。風景や音楽、穏やかな人間関係の描写を通して、「見ていると心が落ち着く」ことを重視した作風を指します。
ワークプレイスドラマ(職場ドラマ)
会社、役所、病院、法律事務所、警察組織などの職場を舞台に、そこで働く人々の仕事と人間関係を描く作品です。仕事上の使命やチームワーク、現場のリアルさが物語の軸になります。
医療ドラマ
病院や救急現場を舞台に、医師や看護師、救急隊員など医療従事者の仕事と葛藤を描く作品です。手術、救命、終末期医療など、医療現場ならではの状況が物語に組み込まれます。
リーガルドラマ(法廷ドラマ)
弁護士、検事、裁判官などが主要人物となり、裁判や法律事務所での事件を扱う作品を指します。法廷での攻防や法律をめぐる解釈、正義とは何かというテーマが中心になります。
クライム/捜査ドラマ
犯罪捜査を中心に描く作品を指します。警察、刑事、特捜チームなどが事件の真相に迫る過程を描き、手がかりの積み上げやプロファイリングなどが重要な見どころになります。
家族ドラマ
家族を中心とした関係性や問題を描く作品です。三世代同居、離婚・再婚、相続、親子の葛藤など、家庭内の出来事を通じて価値観や生き方を描きます。
BLドラマ(Boys’ Love)
男性同士の恋愛関係を中心に描く作品を指します。ジャンルとしてはロマンスや青春、ファンタジーなどと組み合わさる形で制作されます。
2. 人物設定・関係性に関する用語
財閥/財閥家/財閥御曹司
韓国経済を支える大企業グループをモデルにした設定で、その一族や企業を指します。ドラマでは、財閥企業の一族や、その家の息子(財閥御曹司)が主要人物として登場することが多く、身分差や権力構造の描写に使われます。
御曹司
裕福な家や大企業の跡取り息子を指す日本語の言い方です。韓国ドラマでは、財閥家の後継ぎや大企業の息子という意味合いで用いられます。
オッパ(oppa)
女性が自分より年上の男性(実の兄、年上の男友達、恋人など)を呼ぶ際に使う韓国語です。ドラマでは、年上の男性主人公に対してヒロインが「オッパ」と呼ぶ場面がよく描かれます。
ヒョン(hyung)
男性が自分より年上の男性(兄、先輩、親しい年上の男友達)を呼ぶ韓国語です。男性同士の友情や上下関係を表すときによく使われます。
ヌナ(noona)/ヌナロマンス
男性が自分より年上の女性を呼ぶ韓国語です。年下男性と年上女性の恋愛を描いたドラマは、「ヌナロマンス」と呼ばれます。
オンニ(unnie)
女性が自分より年上の女性(姉、先輩、年上の女友達)を呼ぶ韓国語です。姉妹関係や女子同士の友情ドラマなどで頻繁に使われます。
ドンセン(dongsaeng)
年下の兄弟姉妹、または年下の友人・後輩を指す韓国語です。血のつながりの有無にかかわらず、「下の世代で可愛がっている存在」を広く表します。
ソンベ/フベ(先輩・後輩)
同じ学校や職場、業界などにおける、在籍期間や経験年数の長短を表す韓国語です。自分より経験の長い人をソンベ(先輩)、短い人をフベ(後輩)と呼びます。
サブカップル
メインの主人公カップルとは別に設定される、二組目以降の恋愛カップルを指します。作品によっては、サブカップルの物語が作品の大きな魅力になることもあります。
メインカップル/OTP(One True Pairing)
物語の中心として描かれる恋愛カップルがメインカップルです。
OTPは「この二人の組み合わせが“決定的なカップル”だ」とファンが強く推す組み合わせを指す言葉です。
ラブライン(Love Line)
特定の登場人物同士の恋愛の筋を指す言葉です。ドラマ全体に複数のラブラインが存在する場合もあり、「メインのラブライン」「サブラブライン」という形で整理されます。
三角関係
一人をめぐって二人が恋のライバルになるなど、恋愛感情の向きが三人の間で交差している状態を指します。多くのロマンスドラマで用いられる関係性のパターンです。
契約恋愛/契約結婚
ビザや住居、仕事上の条件、家族の事情などの理由から、登場人物同士が「契約」として付き合ったり結婚したりする設定を指します。物語の中で、契約から本当の恋愛感情へ変化していく展開が多く描かれます。
セカンドリード(Second Lead)
主人公の相手役候補ではあるものの、最終的には結ばれないことが多い「二番手ポジション」の人物を指します。特に男性の場合、「セカンドリード男子」といった呼び方をされます。
セカンドリード・シンドローム(Second Lead Syndrome)
視聴者が、主人公の相手役ではなくセカンドリード側を強く応援してしまう現象を指す言葉です。「メインカップルよりセカンドリードを応援してしまう」状態を表現する際に使われます。
ブロマンス/ウーマンス
ブロマンスは、男性同士の深い友情や絆を描く関係性を指す言葉です。恋愛ではなく友情として描かれます。
ウーマンスは、女性同士の深い友情を描く関係性を指す言葉として用いられます。
片思い・一方通行の恋(Unrequited Love)
片方だけが相手を想っている恋愛状態を指します。幼なじみが長年片思いを続けている構図や、セカンドリードの一方的な想いなど、さまざまな形で用いられる設定です。
3. 放送・配信・制作に関する用語
韓国ドラマ(Kドラマ)
韓国で制作されたテレビドラマや配信ドラマの総称です。多くは10〜20話前後のミニシリーズ形式で制作され、近年は世界各国で視聴されています。
週末ドラマ
韓国のテレビ局で土日などの週末に放送されるドラマ枠の総称です。家族ドラマやヒューマンドラマなど、幅広い世代を対象とした作品が多く配置されます。
平日ドラマ/毎日ドラマ
平日の決まった時間帯に連日放送されるドラマを指します。月〜木、月〜金などの帯で編成されることがあり、話数が長い作品も含まれます。
ミニシリーズ
全12〜16話前後で構成される一般的な韓国ドラマ形式です。1シーズンで物語が完結するタイプの作品が多く、日本で紹介される韓国ドラマの多くがこの形式に該当します。
シーズン制ドラマ
「シーズン1」「シーズン2」のように、複数シーズンにわたって物語が続いていく形式のドラマです。配信プラットフォームの拡大とともに、韓国でもシーズン制の作品が増えています。
OTT/配信オリジナル
Netflix などの動画配信サービス向けに制作されたオリジナル作品を指します。テレビ放送を前提としないため、話数や1話の長さ、構成に自由度があります。
視聴率
ドラマがどれだけ視聴されたかを示す数値です。平均視聴率や最高視聴率、全国と首都圏の視聴率など、複数の指標が用いられます。
OST(Original Sound Track)
ドラマの主題歌や挿入歌、BGMを収録したサウンドトラックを指します。ドラマの雰囲気づくりに大きな役割を持ち、名シーンとともに記憶されることが多い要素です。
PD(ピーディー)
演出や制作を担当するプロデューサー兼ディレクターを指す略称です。ドラマの企画・キャスティング・演出などを総合的に担当する立場としてクレジットされます。
脚本家
ドラマの物語、台詞、構成を書き上げる作家を指します。韓国ドラマでは、人気脚本家の名前が作品選びの基準になることも多く、作品紹介で必ずクレジットされます。
カメオ出演/特別出演
短い登場時間で印象的な役どころを演じる出演形態を指します。監督や脚本家の過去作に出演していた俳優がゲストとして登場するケースなどが含まれます。
相関図
登場人物同士の家族関係、恋愛関係、職場の上下関係などを一枚の図にまとめたものです。登場人物が多い作品で、関係性を整理するために用意されます。
シノプシス
作品の概要や物語の骨組みをまとめた文章を指します。公式サイトやニュース記事で、作品説明としてシノプシスが掲載される場合があります。
4. 視聴・ファンダム周りの用語
ケミ(ケミストリー)
俳優同士の相性や掛け合いの良さを指す言葉です。恋愛カップルだけでなく、親友コンビや兄弟、チームメンバーなどにも使われます。
推し
特に好きな俳優、キャラクター、カップルなどを指す言葉です。「推しカップル」「推し俳優」などの形で使われます。
沼(○○沼)
特定の作品や俳優、カップル、ジャンルなどに深くハマり、抜け出せなくなる状態を指す言葉です。「韓ドラ沼」「○○俳優沼」などの表現が用いられます。
リアタイ視聴
ドラマの放送や配信とほぼ同時刻に視聴することを指します。放送直後にSNSで感想を共有する視聴スタイルを表す言葉です。
この用語集は、韓国ドラマの記事やあらすじを読む際、「意味は分かるが説明しづらい」と感じやすい言葉を中心に整理したものです。
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