🔥 殴られても、見えなくても——宿命のリターンマッチへ
物語はいよいよ最終局面へと突入。ジュヨンとの戦いに終止符を打つべく、それぞれの正義と覚悟が交錯する第15話。指名手配の解除、失われた証拠書類の行方、そして因縁のリターンマッチが描かれます。痛みと希望を抱きながらも突き進む彼らの姿は、視聴者の胸を打たずにはいられません。
🎬 あらすじ(ネタバレあり)

オ・ジョングの激しい暴力により視力を失ったドンジュは、ジョンヒョンに救助され、ハンナから身を隠した。ジュヨンの逃走により、まずは彼を匿っていた庁長の事情聴取が行われたが、庁長は保身に走り黙秘を続けた。
ドンジュの視力は一時的に回復し、ジョンヒョンの付き添いで病院を訪れる。ジュヨンは今度はインソン市長に匿われており、日本から来る船での脱出を画策していた。
一方、ペッカは麻薬キャンディーを横流ししようとするが、ジュヨンに見つかり制裁を受ける。ドンジュとハンナは現場に急行するが、すでにペッカは逃走していた。
指名手配が解除されたドンジュは、正式に捜査へ復帰。ジュヨンに関与する合同捜査本部の参加者たちの土地情報を調査し、その書類の保管場所を追うことに。過去の取引記録や虚偽の税金計算書をもとに、ジュヨンは政財界を支配していた。
スパイ調査では、広域捜査隊の一員が真犯人であることが判明。ジュヨンの通話記録を通じて、交差点封鎖の依頼を受けたドンジュたちは追跡を試みるが、ジュヨンは巧妙に逃走。
書類の在り処は、かつて市長が推進した区立図書館の地下と判明。破棄寸前の不正書類を押収し、市長を拘束して報道陣の前へ突き出す。
その後、ギョンイルの母が奇跡的に意識を取り戻し、ドンジュは涙ながらに謝罪と感謝を伝える。ハンナとの絆も深まり、過去を打ち明けたドンジュにハンナは寄り添う。
ついに、逃げていたオ・ジョングを発見したドンジュは、激しい殴り合いの末にリターンマッチを制し、ジョングを逮捕。
一方で、麻鬼から非通知の連絡が入り、ジュヨンが次に動く工場の場所が判明。現場へ急行するが、トラックには爆弾が仕掛けられており、大爆発が起きた。
👥 登場人物の動きと関係性
- ユン・ドンジュ:ジョングとの再戦に勝利。過去のトラウマと向き合い、ハンナやチームへの信頼を強める。
- ハンナ:ドンジュの病状に気づき支えとなる。麻鬼の情報を元に捜査に尽力。
- ジョンヒョン:ドンジュの健康を案じ、医師を紹介。兄のように見守る。
- オ・ジョング:ドンジュとの対決に敗北し、逮捕される。
- マンシク:庁長に強い言葉で詰め寄る。娘ジョンアとの関係に悩むも、ドンジュたちと行動を共に。
- 庁長:保身から逃れられずにいたが、ドンジュの正義に心を動かされ、指名手配を解除。
- ジュヨン:市長に匿われ逃走を続ける。書類焼却、爆弾トラックなど執念を見せる。
🎯 名シーンと印象的なセリフ
- ドンジュ vs ジョングの再戦:「リングに上がるたび言われた。“欲張りすぎると拳が鈍くなる”」
- ハンナとドンジュの会話:「強がらないで。私を頼って。隠し事はしないで」
- ドンジュの涙:「僕も母さんも、父さんに暴力を受けていた。だから手当ては慣れてる」
🌟 感想・考察
個々のキャラクターが内面と真剣に向き合いながら、次なる決戦へと向かう重要な回でした。ドンジュとジョングの再戦は、単なるアクションではなく、過去と現在の対峙であり、ドンジュの精神的成長が強く印象づけられました。
また、ハンナとの関係性も深化し、彼女の存在がドンジュにとってかけがえのない支えであることが、丁寧に描かれています。スパイの摘発や書類の発見によって、社会構造の闇が次々に暴かれていく展開は圧巻で、まさにクライマックスへ向けた総仕上げとも言える回でした。
ジュヨンの凶悪さと執念も一層際立ち、視聴者に強い緊張感を与えています。次回、いかにしてこの闇に終止符を打つのか、期待が高まります。
📂 まとめ
心身ともに限界を迎えながらも、ドンジュたちが再び立ち上がる希望の回でした。正義を貫くことの難しさと、それを選ぶ勇気を、視聴者に強く訴えかけています。
因縁の対決、政界とのつながり、仲間たちとの絆といった多層的なドラマが重なり、作品全体の完成度を高めています。最終話を目前に控えた今、彼らが迎える結末に注目が集まります。
🔗 関連記事
第14話のあらすじ → グッドボーイ 第14話あらすじ
第16話のあらすじ → グッドボーイ第16話(最終話)あらすじ
登場人物まとめはこちら → 韓国ドラマ『グッドボーイ』登場人物・キャスト完全紹介
コメント