追い詰められた“正義”の覚悟
ついに“正義”のマウスピースを装着し、アジトに乗り込んだドンジュ。
瀕死の状態から目覚めた彼は、自身の命を賭けてジュヨンとの対決に挑みます。
一方、ハンナは父の死の真相を知り、強い意志を胸に単身でペントハウスへと向かいます。
ドンジュとハンナ、そして仲間たちは、悪の本丸であるジュヨンを追い詰めることができるのか——。
緊迫の第14話を、時系列あらすじとともに詳細に振り返ります。
🎬 あらすじ（ネタバレあり）
ドンジュは「正義」と書かれたマウスピースを装着し、ジュヨンのアジトへと単身で突入した。
一方、ハンナはレオから父ホチョルの形見であるデジカメを受け取り、中に残されていたジュヨンの犯行映像を確認。父を殺したのがジュヨンだったと知り、激しい怒りを抱えて銃を手にする。
レオは父の仇を討とうとジュヨンに銃を向けるが、子分たちに撃たれ死亡。過去の回想では、ジュヨンがレオの父を殺し、それをオダラーの仕業に見せかけてレオを騙していた真実が明かされた。
ハンナはアジト最上階のペントハウスに突入。ジュヨンとの銃撃戦が始まり、そこへ麻鬼が登場。麻鬼はハンナをエレベーターに避難させ、自らは手榴弾をジュヨンに投げて爆破を試みる。しかしジュヨンは生き延び、再びハンナと麻鬼の前に立ちはだかる。
ドンジュがついに駆けつけ、敵をなぎ倒しながらハンナと合流。ドンジュとジュヨンが対峙する中、麻鬼は再び手榴弾を使ってジュヨンに迫るが、揉み合いの中で手榴弾が床に転がり爆発。ドンジュは咄嗟にハンナをかばって守る。
ペントハウスは壊滅し、アジト全体も警察によって制圧されたが、ジュヨンは逃亡。ドンジュはごみ箱に隠れて脱出し、ハンナの家で休息する。
その夜、2人は互いの想いを再確認し、穏やかな時間を過ごすが、ドンジュはパンチドランカーの症状に苦しみ、ジョンヒョンもそれに気づいていた。
翌日、ジュヨンの逃亡先を探る中、携帯の通話履歴から警察内部の協力者ジョンフンの存在が発覚。庁長は突然態度を変え、大規模な動員でジョンフン逮捕を指示するが、ジョンフンは遺体で発見される。
ドンジュはジュヨンが庁長室に潜伏していると見抜き、警察庁へ向かう。ジュヨンは庁長を人質にエレベーターで逃走を図り、地下駐車場で迎えの車に乗り込む。
ドンジュは追いかけるが、突然現れたオ・ジョングに襲われ、激しく殴られる。立ち上がろうとするも、視界がぼやけ、ドンジュの視力は失われつつあった――。
👥 登場人物の動きと関係性
- ドンジュ：パンチドランカーに苦しみながらも、ジュヨンのアジトに突入しハンナを救う。
- ハンナ：父の死の真相を知り、単身でジュヨンのもとへ。ジュヨンの悪事を配信で暴露。
- ジュヨン：過去の殺人が明かされ、アジトから逃亡。庁長を人質にして警察庁から脱出。
- レオ：父の仇がジュヨンだと知り、銃撃するが死亡。
- 麻鬼：手榴弾でハンナを援護。ジュヨンとの相打ちを狙うが生き延びる。
- ジョンヒョン・マンシク・ジェホン：アジトでドンジュやハンナを支援。
- 庁長：ジュヨンの協力者から一転し、警察改革へ動き出すも人質に取られる。
🎯 名シーンと印象的なセリフ
- 「正義と書かれたマウスピースを装着してドンジュが登場」：覚悟を象徴するシーン。
- ハンナ：「とんでもない悪人は死ぬべきじゃない？」
- ジュヨン：「証拠がなければ僕は誰にも捕まらない」
- レオ：「遅くなったが恩を返すために来た」
- ハンナのリアルタイム配信が警察内部に勇気を与えた。
🌟 感想・考察
ついに主要キャラクターたちが直接対決に挑む非常に緊迫した展開が描かれました。
ドンジュが満身創痍のままアジトに突入する姿や、父の死の真相を知ったハンナの覚悟など、それぞれが「自分の正義」を貫く様子が深く印象に残ります。
また、レオの悲劇はジュヨンの巧妙な嘘に操られた末の結末であり、真実がいかに大切かを痛感させられるエピソードでもありました。
そして、警察組織内部の腐敗や改革への兆しも描かれ、社会的テーマ性も強まってきています。
📂 まとめ
『グッドボーイ』という作品がもつドラマ性・社会性・アクション性が凝縮された回となりました。
ドンジュの体調悪化やジュヨンの逃走劇など、まだまだ目が離せない展開が続いています。
今後、ドンジュは無事にジュヨンを逮捕へと導けるのか。そして彼自身の身体と心の限界にどう立ち向かっていくのか。
次回の展開にも大いに期待が高まります。
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