正義の拳が動き出す──ドンジュの反撃と仲間たちの再結集
『グッドボーイ』第11話では、ドンジュの“影の正義”が加速し、チームの再結集、ハンナとの関係の進展、ジュヨンの裏社会との繋がりが次々と浮かび上がってきます。
一線を越えていくドンジュの覚悟、そして明かされていくジュヨンの過去と資金源──ドラマはクライマックスへと突入していきます。
🎬 あらすじ(ネタバレあり)

ドンジュはジュヨンの手下が経営するパブに殴り込み、例の腕時計を持つ男たちを次々と撃退。
その姿はニュース映像にも映り、強力特別捜査チームの仲間たちは彼が“謎の男”であると確信する。
その後、マンシクはグァンセからドンジュの居場所を聞き出し、ヘドン石油で暴れるドンジュと再会。そこにハンナとジョンヒョンも駆けつけ、久しぶりに4人が顔をそろえる。
飲み会の場では、ドンジュがジュヨンの異常な資金力と勢力の広がりを告白。「金ウサギが鍵だ」と話す一方で、銀ウサギが既に殺されていた事実も明らかになる。
その夜、ハンナはドンジュとスパーリングを申し出て涙ながらに感情をぶつける。ドンジュは彼女を抱きしめ、2人の距離が縮まる。
ジュヨンは麻鬼に隠れて、自身の手下ペッカとともに市内での薬物販売を画策。
麻鬼は重労働に耐えながらも、かつて自分を裏切った姉を探していた。
ドンジュはジュヨンと直接会い、「もうカウントは始まってる」と宣言し、奪った腕時計を突きつけて去る。
金ウサギは、弟を殺された怒りからジュヨンの資金ルートや組織の全貌を語る。「ジュヨンはインソン市そのものだ」と吐き捨てる。
その後、ドンジュたちはジュヨンの金を管理するロシア人セルゲイを確保し、隠し資金の場所が53か所に及ぶことを突き止める。
ジュヨンが急行したコンテナは既に空。ドンジュたちが先に金を押収していた。
この“謎の現金出現”はメディアでも大きく取り上げられ、もはや隠蔽は不可能に。
ドンジュたちは静かな勝利の食卓を囲む。
👥 登場人物の動きと関係性
- ドンジュ:法の外で正義を貫き、ジュヨンの資金源を潰すことで勝利を収める。ハンナへの想いも見え始める。
- ハンナ:ドンジュと向き合い、スパーリングで本心をぶつけ涙。捜査チームとしても再始動。
- ジョンヒョン:リハビリを経て復帰。ドンジュやハンナと連携し、セルゲイの確保に貢献。
- マンシク:ドンジュの暴走を心配しながらも理解を示し、再びチームを支える。
- ジュヨン:資金源を失い窮地に。過去に密輸人オ・ボンチャンから裏社会へ誘われた過去が明らかに。
- 麻鬼:過去の裏切りによって壊された人生を引きずりながらも、ジュヨンと距離を取り始める。
🎯 名シーンと印象的なセリフ
- ドンジュの宣言:「かまわない。もうカウントは始まってる」──ジュヨンに対して正面から勝負を挑む力強い台詞。
- 金ウサギの暴露:「ミン・ジュヨンはインソン市そのものだ」──ジュヨンの影響力の大きさを象徴する衝撃のひと言。
- 麻鬼の過去の回想:指切りしながら別れる姉妹──悲劇の始まりを予感させる印象深い回想シーン。
🌟 感想・考察
ドンジュがついに“正義のカウントダウン”を始めた回でした。
かつての仲間と再会しながらも、公式な力に頼らず、信念を武器に一人で立ち向かう姿は非常に印象的です。
また、ジュヨンの闇の深さ──過去の誘い、資金力、インソン市全体への浸透──が明かされたことにより、彼を倒すことの困難さと、その一歩を踏み出したチームの勇気が際立ちました。
一方で、ハンナや麻鬼など女性キャラクターの心情描写にも深みがあり、複数の視点からドラマの世界観を感じ取れる構成となっています。
📂 まとめ
ドンジュたちがジュヨンの資金源を突き止め、組織の中枢に迫る展開が大きな見どころとなりました。
ジュヨンの過去や金ウサギの証言から、背後にある権力構造がより鮮明になり、ドラマは一層深みを増しています。
次回、ジュヨンの逆襲が始まるのか、ドンジュたちの戦いがどう続いていくのか、目が離せません。
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