グッドボーイ第10話あらすじネタバレ|仲間の再起と復讐の序章、ドンジュの正義が再び動き出す

グッドボーイ

解散と降格、その先に灯る再起の炎

韓国ドラマ『グッドボーイ』第10話では、海へと消えたジョンヒョンの救出から始まり、捜査チームの解体、ドンジュの限界と復讐の決意が描かれます。
一度バラバラになったチームと、それぞれが背負う過去。そして、再び動き出すドンジュの“正義の拳”——。
物語は大きな転換点を迎えます。この記事では、あらすじを中心に登場人物の動き、印象的な場面、考察まで詳細にご紹介します。


🎬 あらすじ(ネタバレあり)

出典:Amazonプライム・ビデオ公式

ジョンヒョンがレオに撃たれ海へ落下。ハンナは膝をつき崩れ落ちるが、ドンジュと共に飛び込み、ジョンヒョンを救出。
タイミングよく警察が到着し、ジュヨン一味は撤退。取引は失敗に終わる。

ジュヨンは失態を怒り、インソン市長を暴行。冷酷さを露わにし、「二度と失敗するな」と釘を刺す。

押収されたエフェドリンを巡って管轄争いが勃発。インソン警察、海洋警察、関税庁、検察が揉める中、検察にはジョンヒョンの兄ソクヒョンの姿があった。

一命を取り留めたジョンヒョンだが、意識は戻らず集中治療室へ。旧傷の足首を再度骨折しており、現場復帰は厳しいとされる。
その後、意識を取り戻すジョンヒョンを見て、涙を流すハンナ。ドンジュは、2人の間に深い絆があることに気づく。

ドンジュも“パンチドランカー”の症状が悪化していた。医師は命に関わるリスクを警告。
一方、強力特別捜査チームは、過剰捜査の責任を問われ解散。メンバーは降格・雑務処分に。

──3か月後。

ジョンヒョンは回復し退院。マンシクは交番勤務、ジェホンは交通課、ハンナは広報担当、ドンジュは車両清掃など、それぞれ理不尽な職務を割り当てられていた。

ドンジュはギョンイルの母の看病を続け、甲斐甲斐しく世話をしていた。
彼は今、マンシクの家で暮らしており、マンシクがドンジュを警察へ導いた過去が回想される。ドンジュの才能と苦悩、そして感謝の気持ちが語られる。

ジョンヒョンはハンナの付き添いでリハビリを開始。
一方、ハンナは父の命日に墓参りに訪れ、そこでレオの物と思しき酒瓶を発見。父の死とレオが関係していると確信する。

過去の回想では、ジョンヒョンが怪我をしたのはハンナの母との衝突によって彼女が倒れそうになった瞬間、助けに入ったためだったことが判明。
ハンナは「なぜ黙っていたの」と怒るが、ジョンヒョンは「やり直したかった」と静かに告げる。

ジュヨンは関税庁を辞職。花屋で女性職員と過ごす表の顔の裏で、麻鬼と密かに接触していた。麻鬼は妹を探しており、ジュヨンは彼女の過去に鍵を握っている様子。

ハンナは雑務の合間に父の事件を調べ、“オダラー”こと密輸人オ・ボンチャンに行き着く。

一方ドンジュは、轢き逃げ事件で父を亡くした少年と出会い、彼の自転車練習に付き添う中で、「父の仇はまだ捕まっていない」と聞かされる。
この一言で、ドンジュは再び正義への情熱に火を灯す。

彼はジュヨンが関与する店やパブを一つずつ潰し、例の“腕時計”を持つ部下を次々と倒していく。
その様子はニュースでも報じられ、「顔は不明ながら通報者本人による正義の制裁」とされる。

チームの面々は、その正体がドンジュだとすぐに気づく。

ドンジュは、最後の目的地である巨大クラブへと、正義の拳を携えて突入するのだった。


👥 登場人物の動きと関係性

  • ドンジュ:病状を抱えつつも正義に目覚め、“一人で戦う道”を選択。かつての少年と向き合い、過去と未来を繋ぎ始める。
  • ハンナ:ジョンヒョンへの思いと、父の死の真相に揺れながらも、事件を追い続ける。
  • ジョンヒョン:再起を目指すも過去と体の限界に直面。兄ソクヒョンとの確執も描かれる。
  • ジュヨン:退職後も影で組織を動かし、麻鬼と密接に連携。今後の事件の“核心人物”として存在感を強める。

🎯 名シーンと印象的なセリフ

  • 「あの子の父さんは、まだ仇を取ってもらってないんだってよ…」
     → 少年の涙が、ドンジュを再起させる決定的なきっかけに。
  • 「打たれ強いな。だが、何も変わらないよ。人を動かすのが何か、まだ分からないのか?」(ジュヨン)
     → “金か正義か”という対立軸を示す重要なセリフ。
  • 補助輪を花に刺して送るドンジュ
     → 静かな怒りと意思が込められた“無言のメッセージ”。

🌟 感想・考察

組織の瓦解と登場人物の再構築を描いた“転換回”でした。
各キャラクターが降格処分を受け、それでもなお自分の正義と向き合い、行動に移す様子が強く描かれています。

中でもドンジュは、“表舞台からの排除”という苦境を逆手に取り、非公式にジュヨン一味を制裁していく姿が鮮烈。
少年との交流や、補助輪のシンボルなど細やかな演出が、彼の人間性を浮き彫りにしていました。

また、麻鬼の過去、ハンナの父の死、ジュヨンの策略が徐々に交錯し、次回以降に大きなうねりをもたらすことが予感されます。


📂 まとめ

正義と組織の狭間でもがく人々の姿を描いた、重厚で感情的な回でした。
解散、降格、身体の限界と、すべてを奪われたように見えたチームでしたが、それでもなお諦めない意志が静かに光を放っています。

ドンジュが握る拳の先に、希望があるのか、絶望が待つのか——。
物語はついに“再集結”と“最終決戦”に向けて加速していきます。


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