🚨怒りと犠牲、正義の再定義が迫られる
韓国ドラマ『グッドボーイ』第7話は、感情の爆発と覚悟の行動が交錯する濃密な一話でした。ミジャ襲撃事件を発端に、ドンジュの暴走、強力特別捜査チームの解体危機、ジュヨンの策謀と裏社会の全貌が徐々に明るみに出ます。正義とは何か、警察とは何を守るべきか――問いかけが胸を打つ展開を、ネタバレありでお届けします。
🎬 あらすじ(ネタバレあり)

ギョンイルの母が撃たれ、危篤状態に。ドンジュは怒りに任せてジュヨンに馬乗りで殴打。重傷を負ったジュヨンはこの暴行を録画しており、ドンジュを訴え、チームを解体に追い込む。
ジュヨンの策略により、ドンジュは職務停止。強力特別捜査チームも懲戒の危機に晒されるが、マンシクの説得やアン・デヨンの協力で再び団結する。
麻鬼(キム・ヨナ)の正体が偽名だと判明し、飛ばし携帯業者“テポドン”の捜査が進展。中国・ロシアの組織やチャイナタウンの「ペッカ」、保税倉庫の「レオ」ら裏社会の構図が明らかになる。
ジュヨンはミジャの病室に現れ挑発。ハンナが果物を投げて反撃。ドンジュはMRIを勧められるが、無茶な行動を止められない。
やがて、ドンジュはチームのためにジュヨンと交渉。「自分が殴られる代わりにチームに手を出すな」と。ドンジュは殴られボロボロになるも、チームの解散と懲戒は保留となる。
ハンナと再会したドンジュは「まだ諦めない」と宣言。2人は情熱的なキスを交わし、再び戦いのゴングが鳴る。
👥 登場人物の動きと関係性
- ドンジュ:ジュヨンを殴打し停職。チームのために身を差し出し、再起を決意。
- ジュヨン:挑発と録画でドンジュを追い詰める。裏社会とのつながりも明確に。
- ハンナ:ドンジュを叱咤激励し、深い絆を結ぶ。ジュヨンに怒りの反撃。
- マンシク:部隊の精神的支柱として、ドンジュとチームを守る。
- ジョンヒョン・ジェホン:チームの仲間として捜査を継続。
- 麻鬼(キム・ヨナ):偽名使用が判明。再び動きを見せる。
🎯 名シーンと印象的なセリフ
- ドンジュの激怒と制裁の拳
「僕がバカだった。お前を殺しておくべきだった。礼を言うよ、これで心置きなくお前を殴れる。お前を殺してやる。」
- ハンナの怒りと果物アタック
ジュヨンが持ってきた果物セットを投げつけ、「撃った張本人がふざけるな!」と怒りの一撃。
- ドンジュの選手宣言
「私は規則を尊重し遵守しながらスポーツマンシップに則り、大会に参加することを、すべての選手の名で誓います。」
🌟 感想・考察
ドンジュの“怒り”と“覚悟”が物語の中心に据えられた衝撃の回でした。暴行という形で表出した正義感の代償は大きく、職務停止やチームの解体危機など、彼の行動は組織に波紋を広げました。
一方で、ハンナとの関係性は一層強まり、ジュヨンとの対峙が“殴る側”から“殴られる側”への転換によって、彼の強さが「耐えること」に移っていく過程が非常に感動的でした。
裏社会の構図も徐々に明確になり、敵の巨大さとドンジュたちの覚悟が対照的に描かれており、まさに今後の山場に向けての助走となる内容でした。
📂 まとめ
暴行、停職、チーム解散の危機と、嵐のような展開を見せた第7話。正義を貫こうとしたドンジュの行動は、法と倫理の狭間で揺れながらも、多くの人間の心を動かしました。
チームのために自らを犠牲にし、再び立ち上がるドンジュ。ジュヨンという巨大な悪に対抗するには、力だけでなく“耐える力”も必要なのだと教えてくれる一話でした。
次回、第8話では、いよいよ敵のカルテル構造に対して本格的な反撃が始まりそうです。
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