🚨混迷の中に芽生える絆と葛藤
韓国ドラマ『グッドボーイ』第5話では、捜査の障害となる検察の介入や、主人公たちの人間関係の進展が描かれます。事件の真相に近づく一方で、恋愛感情や家族との確執といった要素も重なり、物語は複雑さを増していきます。ジュヨンの背後に潜む陰謀とは何か?ドンジュとハンナの関係に何が起こるのか?多層的に絡み合う第5話の展開を、ネタバレありで振り返ります。
🎬 あらすじ(ネタバレあり)

ジュヨンはインソン警察署でジョンヒョンとジェホンの取り調べを受けるが、税関職員イ・ジンスの轢き逃げやギョンイルの死、モンキー殺害などの疑惑を否定。証拠のDNA鑑定を待つ間に、検事ソクヒョンが現れてジュヨンを検察に移送し、捜査は一時中断されてしまう。
ジュヨンは、腕時計についてハンナに「ロシアの友人からもらった」と説明。ハンナの父の死と関係するこの時計により、ジュヨンはハンナへの関心を強める。
その後、ドンジュは軽い脳震盪で入院し、ハンナの看病を受ける中で二人の関係が接近。過去の国家代表時代の思い出も交え、心の距離が縮まっていく。
一方、広域捜査隊のアン・デヨンと協力する形で、麻薬の密売ルートを追う展開に。正体不明の麻薬製造者“麻鬼(マグィ)”が韓国に帰国し、偽物を作っていた工場を爆破する計画を実行。ドンジュは麻鬼を救出し、彼女は警察保護下に置かれる。
麻鬼は記憶喪失を装い、ドンジュへの好意をにじませながら、ハンナとの三角関係を形成。ドンジュの手料理やセーフハウスでのやりとりを通じ、複雑な感情が交錯する。
やがてインソン警察署の創立記念行事が開催されるが、炎天下での式典中、ハンナはドンジュにキス。その直後、ドンジュは意識を失い倒れる。
👥 登場人物の動きと関係性
- ドンジュ:体調不良を抱える中でも、ジュヨンへの追及を止めず奮闘。ハンナとの関係が急接近。
- ハンナ:父の事件やジュヨンへの疑念を抱えながら、ドンジュに対する想いを自覚し始める。
- ジュヨン:冷静かつ巧妙に捜査の網をすり抜ける。検察と手を組み、自らの身を守る動き。
- ジョンヒョン:兄との確執に揺れつつも、冷静に状況を見つめる姿が印象的。
- ソクヒョン(ジョンヒョンの兄):検事としてジュヨンをかばい、チームの捜査を妨害する存在に。
🎯 名シーンと印象的なセリフ
● ハンナのキスとドンジュの驚愕
公の場で突然のキスを仕掛けたハンナ。ドンジュの心は大きく揺れる。
ハンナ「これは私の気持ち。正義も恋も、引かないから」
● 検察の介入で揺れるチーム
ソクヒョンがジュヨンを保護する場面は、正義の意味を問い直すきっかけに。
ソクヒョン「これは法の範疇だ。感情で動くな」
🌟 感想・考察
登場人物たちの内面や関係性に焦点を当てた構成となっており、アクションに頼らずとも強い引力を持った回でした。
ジュヨンをかばう検察という大きな障壁が現れたことで、正義の実現がいかに困難かが浮き彫りになり、ドンジュたちの苛立ちが視聴者にも伝わります。
また、ドンジュとハンナの距離が一気に縮まったことで、緊迫したストーリーの中に温かみや人間味が加わり、視聴体験に奥行きが生まれました。
今後、検察という権力構造の中で彼らがどう戦っていくのか、そしてジュヨンの本性がどこまで露わになるのか、大きな注目ポイントです。
📂 まとめ
これまでの捜査線上に新たな壁が立ちはだかり、チームが次なる局面へと突入しました。特に、ソクヒョンの登場による「法と感情の対立」は、物語に深いテーマ性をもたらしています。
また、ドンジュとハンナの関係性に変化が生まれたことで、登場人物たちの内面により深く踏み込んだ描写がなされ、視聴者にとって感情移入しやすい構成となっていました。
今後は、ジュヨンの背後にある国際的な陰謀、そして検察と警察の力関係にどう立ち向かうかが鍵となります。
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