韓国ドラマ テプン商事 第14話 あらすじネタバレ|貝殻が繋ぐ夏の休息と迫る危機

テプン商事

笑顔を取り戻したテプン商事に響く、「父が死んじゃう」の叫び。

長い危機の中を走り続けたテプン商事が、やっと束の間の休息を迎えます。しかし、穏やかな海辺の裏では新たな陰謀が進行中…。借用証書を巡る駆け引き、狂気に走る後継者、そして家族の命を救うための懸命な行動など、盛りだくさんの展開が待ち受けています。第14話は、甘いバカンスの余韻と緊張感が交錯する回です。

あらすじ (ネタバレあり)

出典:tvN公式

物語は9年前へとさかのぼる。経営危機に陥ったピョ商船の代表ピョ・バクホは、テプン商事のカン・ジニョンから4,000万ウォンを借りる代わりに、会社株式30%を譲渡するという借用証書を作成する。この一枚の書類こそが、のちにカン・テプンの切り札となる重要な証拠だった。現在、ム・ジンソンによる倉庫放火で手術用手袋の納品が不可能になると、テプンはピョ商船が保有する手袋300万個と借用証書を交換する取引を提案し、期限までに借用証書を渡せなければ社長を辞任するという条件まで飲み込む。交渉は成立し、テプンは無事に調達庁への納品を終えて倒産の危機をしのぐ。

しかし危機を越えた直後、チャ・ソンテクが過去の不正に関与していた事実が明らかになり、その行動が倉庫火災事件にもつながっていたことが判明する。長年の信頼が一気に崩れ、社員たちは大きなショックを受ける。罪悪感に苛まれたソンテクは自宅を売却して金を返そうとするが、健康食品会社からも追放され、居場所を失ってしまう。一方でテプンには社長職を守るという急務が残っていた。彼は消えてしまった借用証書を取り戻すため、ウルジロの旧オフィスに忍び込むが書類は見つからず、巡回中の警備員に発見されて連行されてしまう。心身ともに疲弊したテプンに、オ・ミソンは「少し休もう」と海辺への小旅行を提案し、二人は都会を離れて海へ向かう。

海辺では、テプンとミソンが貝殻の音に耳を傾けながら互いをねぎらい、一日を穏やかに過ごす。笑顔で額を寄せ合う二人や、一緒に貝を拾う姿は、忙しく張り詰めた日々から解放された“夏の一日”そのものだった。制作陣が「二人が一歩近づく夏の海デートがお茶の間にときめきを届けるだろう」と語るように、短いバカンスは二人の距離をさらに縮めていく。その一方で、ム・ジンソンの暴走は止まらない。手袋がテプンの手に渡ったことで自尊心を傷つけられた彼は、父ピョ・バクホに「一度でいいから認められたかった」と叫ぶが、「負け犬だ」と冷たく罵倒される。怒りと絶望に支配されたジンソンは、父の頭部を殴りつけ、瀕死のままコンテナに閉じ込めるという暴挙に出る。

やがてピョ商船との支払期限の日がやって来るが、借用証書はいまだに見つからない。テプンは保証覚書そのものが証書の存在を裏付けると判断し、直接の交渉に臨もうとするものの、ピョ・バクホとは連絡が取れず、社長室はすでにジンソンに占拠されていた。一方で、調達庁への納品成功によってテプン商事には久々に活気が戻る。会社はウルジロ本社への帰還を決め、テプン、ミソン、コ・マジン、ク・ミョングァン、ペ・ソンジュンらはカッティングセレモニーを行い、新たなスタートを写真に収めて祝う。テプンは社長室をあえて空け、社員と同じフロアで働くことを選ぶことで、“家族のような会社”というテプン商事らしさをさらに強めていく。

しかし、そのささやかな平穏は長く続かない。外から戻ってきたペ・ソンジュンが、涙で顔を濡らしながらオフィスへ駆け込んでくると、テプンの手を強く握りしめ、「うちの父が死んじゃう。助けてください」と崩れ落ちる。新しい門出を迎えたばかりのテプン商事に再び重い影が落ち、第14話は次回への不安と緊張を残したまま幕を閉じる。

登場人物の動きと関係性

カン・テプン(イ・ジュノ)
倉庫火災後の納品危機を借用証書で乗り切り、社長の座を守るために奔走。失われた証書を探すため旧オフィスに潜入するが見つからず、ミソンに誘われ海辺で休息。社員と同じ空間で働くことを決め、家族的な会社を目指す。

オ・ミソン(キム・ミンハ)
放火事件から奇跡的に救われ、テプンへの想いを告白した後、彼を支え続ける。疲弊するテプンを気遣い、バカンスに誘って心身を癒やす。

チャ・ソンテク
過去の不正が発覚して社員の信頼を失い、罪悪感から自宅を売却して金を返そうとするも、健康食品会社から追放される。

ム・ジンソン(ピョ・ヒョンジュン)
放火事件の犯人。手袋が渡ったことで自尊心が崩壊し、父親に暴力を振るいコンテナに閉じ込めるという暴挙に出る。

ピョ・バクホ
ピョ商船の代表。過去にジニョンから借金して借用証書を作成した張本人であり、息子ジンソンの暴力により瀕死の状態となる。

ペ・ソンジュン
テプン商事の社員。第14話終盤で「父が死んじゃう」と泣きながらテプンに助けを求め、次回への伏線を作る。

名シーン&印象的なセリフ

借用証書の切り札を提示するテプン
火災で手袋が失われた際、テプンは「借用証書と手袋300万個を交換しよう」とピョ商船に提案し、社長職まで賭ける男気を見せた。この勝負に出たシーンは、危機を乗り越えるための賭けが印象的。

夏の海での甘いひととき
ミソンがテプンの耳に貝殻を当て、二人が互いを見つめ合う姿がスチルで公開され、視聴者に癒やしを与えた。日々の嵐から離れて素顔に戻る二人のシーンは、緊張感の中の小さな幸せを象徴している。

ジンソンの狂気と父子の断絶
「一度でいいから認められたかった」という叫びと、父バクホからの「負け犬だ」という冷酷な言葉が対比的で、ジンソンの暴走が一気にエスカレートする原因となった。このセリフは父子の絶望的な溝を示す象徴的な場面。

ペ・ソンジュンの悲痛な叫び
「うちの父が死んじゃう。助けてください」と泣きながらテプンに訴えるシーン。成功の祝宴から一転、次なる危機の到来を予感させる。

独自モジュール:借用証書と韓国企業文化

韓国ドラマでは、企業間の「借用証書」や「株式譲渡契約」がしばしば重要なアイテムとして登場します。実際、韓国の財閥や中小企業では、信用保証や担保のために個人保証や社長の株券を差し出すケースが珍しくありません。1997年のアジア通貨危機を背景にした『テプン商事』でも、ピョ商船の代表が経営難で借用証書を書き、会社の30%を譲渡しました。このような“紙切れ一枚”が会社の運命を左右するほどの重みを持つ点は、韓国特有の企業文化と金融制度を反映しています。借用証書をめぐる攻防は、単なるドラマの演出ではなく、現実の韓国企業が抱える脆弱性と信用の重要性を象徴していると言えるでしょう。

感想・考察

テプンが社長室を空けて社員と同じ空間で働く姿勢は、まさに「家族のような会社」を体現する理想的なリーダー像に映りましたね。
しかしその一方で、チャ・ソンテクの不正や借用証書の行方など、会社にはまだ目に見えない闇が潜んでいることも浮き彫りになりました。ジンソンが父から認められないまま暴力に走ってしまった姿は衝撃的で、親子関係や承認欲求の歪みを強く感じさせます。
ドラマを通じて「成功とは何か」「家族の価値とは何か」という問いが投げかけられているようにも思われ、視聴者によって受け止め方が分かれそうなポイントです。

第14話の終盤では、ペ・ソンジュンが涙ながらに「うちの父が死んじゃう。助けてください」とテプンに助けを求めるシーンで幕を閉じ、借用証書はいまだ行方不明、ピョ商船の社長は瀕死状態、さらに社員の家族まで危機にさらされるという状況が一気に押し寄せました。残り2話の中でこれらの問題がどのように収束していくのか、テプン商事の面々が力を合わせてどこまで踏ん張れるのか、視聴者としてはハラハラしながらも期待を高めずにはいられない展開と言えるでしょう。

まとめ

火災から納品成功まで駆け抜けたテプン商事は、久々に笑顔を取り戻し、海辺でのバカンスは視聴者にも大きな癒やしを与えてくれました。

一方で、過去の借用証書が再び重要アイテムとして浮上し、テプンの社長職と会社の命運を握る存在となっている以上、ジンソンの暴走やピョ商船の行方など、波乱要素はまだまだ尽きません。

視聴率自体は回復傾向を見せているものの、ストーリーの整合性や描写不足には厳しい声もあり、残り2話でどのような結末を迎えるのか、視聴者として最後まで見届けたくなる展開と言えるでしょう。

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