韓国ドラマ 私と結婚してくれませんか 第12話 あらすじネタバレ|偽装結婚の果てに見えた本当の幸せ

私と結婚してくれますか?

偽装夫婦の90日が終わるとき――不正の清算と家族の衝突を越えて

契約から始まった90日間の偽装夫婦生活が、ついに“本当の結婚”へとたどり着く。SBS金土ドラマ『私と結婚してくれませんか?』第12話(最終回)は、Beaute百貨店とソウル市長スキャンダルをめぐる不正の決着とともに、ウジュとメリが家族の反対や罪悪感を乗り越え、互いを選び抜く瞬間までを描きます。2025年11月15日に韓国で放送された最終回は、全国9.1%・首都圏9.6%・最高10.3%という自己最高視聴率を記録し、同時間帯1位で有終の美を飾りました。

あらすじ(ネタバレあり)

出典:SBS公式

第12話は、Beaute 百貨店をめぐる贈収賄とソウル市長スキャンダルの「後始末」から静かに幕を開ける。ソンウの右腕として不正に関わってきたサンヒョンは、すべての責任を一身に負わされようとしている。ソンウの父から受けた恩や、ここまで築いてきたキャリアを思えば、黙って罪をかぶるほうが得策かもしれない——そう頭では理解しながらも、心は激しく揺れる。サンヒョンはソンウに「一度でも本当に自分を友達だと思ったことがあるのか」と問いかけるが、ソンウはうわべだけの言葉と冷酷な本音を重ね、彼を突き放す。その瞬間、長年の“友情”は完全に壊れ、サンヒョンの中で何かが終わる。やがて彼は警察の取り調べに応じ、Beaute の裏帳簿や資金の流れを包み隠さず話し、自分が実際に関わった分の罪だけを引き受ける道を選ぶ。

一方その頃、メリの元婚約者ウジュ(金融マンのウジュ)は、Beaute の「新婚住宅抽選」の不正を世間に暴こうと、必死に記者会見の準備を進めている。何度も原稿を読み直し、記者たちにメールを送り、今度こそメリと自分に降りかかった理不尽を正そうとする。しかし動きを察知したソンウは、すぐさま法務チームを送り込み、「会社名を出した瞬間に名誉毀損で訴える」と圧力をかける。誰一人としてウジュの言い分を確かめようとはせず、ただ火消しに走るだけの大人たちを前に、ウジュは精神的に追い詰められ、ついにはその場で崩れ落ちてしまう。駆けつけたメリは、みじめな姿になった元婚約者を前に、怒りと哀れみの入り混じった複雑な感情を抱きながらも、「ここで終わらせよう」と静かに告げる。この言葉は、ウジュにとってようやく手に入れた“遅すぎる別れの挨拶”となり、彼は二人の過去を世間に晒すことを諦め、自分の人生を立て直すことに集中する決心を固める。

サンヒョンの証言と警察の捜査によって、Beaute 百貨店の不正とソンウの関与は次々と明るみに出ていく。ソンウは自分だけは逃げ切ろうとあがくが、取引記録や裏金の動きを押さえられ、ついに逮捕へと追い込まれる。その裏で、サンヒョンはジンギョンにだけ本音を打ち明ける。「自分がやったことには責任を取る。でも、彼の罪までは背負わない」と告げ、服役を前に、可愛がっていたペットの亀の世話を彼女に託す。早朝の公園で並んで走る短い時間は、二人にとってささやかな“デート”のようでもあり、その穏やかな空気がかえって別れの切なさを際立たせる。やがてサンヒョンは刑務所に入り、ジンギョンは手紙を通じて彼を励まし続けることになる。

ソンウの事件が決着へ向かうなか、メリは自分の人生を一からやり直すために大きな決断を下す。まずは元婚約者との離婚届を正式に提出し、抽選で当選した豪邸も含め、Beaute から得たあらゆる「特典」をきっぱり手放す。その家はかつての夢の象徴だったが、今の彼女にとっては嘘と不正の上に建てられたものにすぎない。荷物をまとめるメリのもとに迎えに来るのは、契約夫だったキム・ウジュである。二人は家具も思い出も残したまま豪邸を後にし、小さなマンションからの再出発を選ぶ。ウジュは祖母のパン会社で忙しく働きながらも、メリが罪悪感や不安に押しつぶされないよう寄り添い続ける。

しかし、二人の前には最後の大きな壁——家族同士の対立が立ちはだかる。ウジュの祖母ピルニョンは、孫の結婚相手が「90日間の契約結婚」として自分たちを欺いていた事実を知り、メリを簡単には受け入れない。そこへ追い打ちをかけるように、メリの元婚約者ウジュの母と姉がピルニョンのもとを訪れ、「メリは男の人生を台無しにする女だ」と一方的な悪口を並べ立てる。誤った情報を吹き込まれたピルニョンは混乱し、予定されていたメリとの面会をキャンセルしてしまう。やがて事情を知ったメリの母は黙っていられず、ソウルへ乗り込んで元婚約者の家族に真正面から抗議する。キッチンやリビングを巻き込んだ大げんかは大人げないほど激しいが、そのぶつかり合いの中で、それぞれが抱えてきたコンプレックスやわだかまりが露わになっていく。

そうして時間だけが過ぎていくなか、メリとウジュは仕事の忙しさもあって会える時間が減り、メリは「このままピルニョンに認められなかったらどうしよう」と不安を募らせていく。それでもウジュは、「祖母は時間がかかるだけで、必ず理解してくれる」と信じて待つことを選ぶ。一方、ピルニョンもまた迷い続けていた。本当にメリを信じていいのか、自分の判断は間違っていないのか——。そこで彼女は妹のミヨンと甥のウンスを密かにメリの実家へ向かわせ、メリの母がどんな人間なのかを自分たちの目で確かめさせる。二人は、質素な食堂を切り盛りしながら、娘たちのために黙々と働くメリの母の姿を目にし、「あの子が嘘や打算だけで生きているわけではない」と気づく。

やがてミヨンとウンスの報告を受けたピルニョンは、ようやく心を決める。ウジュを呼び出し、祖父から受け継いだ指輪を渡しながら、「本当に守りたいと思う人がいるなら、自分の責任で選びなさい」と告げる。同時に、会社の将来についても決断を下し、ウジュには老舗ベーカリーの後継者として経営を任せ、ウンスには自分の夢だったゲーム会社を立ち上げることを許す。こうして家族それぞれの進むべき道が定まり、ウジュは指輪をポケットに忍ばせてメリのもとへ向かう。

夜の庭園で二人きりになったウジュは、不器用ながらも真剣な言葉でメリに思いを伝える。契約結婚から始まった関係であること、何度も別れの危機を迎えたこと、それでも最後には彼女を選び続けたこと——すべてを踏まえたうえで、「これからは条件や契約ではなく、互いを信じる伴侶として生きていきたい」とプロポーズする。指輪をはめるウジュの手は少し震えているが、メリは涙を浮かべながらその手を握り返し、ようやく本当の意味で「イエス」と答える。その後、ピルニョンと直接向き合ったメリは、これまでの無礼を謝罪しつつ、「ウジュと一緒に、ここを自分の家だと思えるよう努力したい」と頭を下げる。祖母は最後まで素直ではないものの、その頑固さの裏にある優しさを見せ、二人の結婚を正式に認める。

サンヒョンは予定どおり刑務所に収監されるが、ジンギョンから届く手紙によって、外の世界とのつながりと未来への希望を失わずにいられる。手紙には、病院の何気ない出来事や、預かった亀たちの様子、ウジュとメリの近況などが丁寧に綴られており、サンヒョンはそれを何度も読み返しながら、自分もやり直せるのだと少しずつ信じられるようになっていく。

そして一年後。柔らかな日差しが降り注ぐ庭園で、ウジュとメリの結婚式が行われる。会場には、ウジュの家族、メリの母と妹たち、パン会社の仲間たち、そして仮釈放となったサンヒョンとジンギョンの姿がある。メリの母が切り盛りする食堂は動画サイトをきっかけに人気店となり、かつて「貧乏な母」と蔑まれた彼女は、今や胸を張って娘の門出を祝える立場になっている。ゲストたちの笑顔と拍手に包まれながら、ウジュとメリは長いバージンロードをゆっくりと歩いていく。90日限定の偽装結婚として始まった関係は、たくさんの嘘と誤解、涙と和解を経て、ようやく本物の夫婦として結実する。

登場人物の動きと関係性

キム・ウジュ
自らの家族と会社の不正問題に向き合い、メリを守りながら正義を選ぶ。祖母のピルニョンから結婚の許可を得てメリにプロポーズする。

ユ・メリ
契約結婚の期限が切れる中、自分の気持ちに正直になりウジュとの恋を選ぶ。自ら離婚届を出し、豪邸も会社の特典も手放したうえでウジュとの未来を決断。

イ・ソンウ
百貨店の不正事件の黒幕としてついにサンヒョンの証言で追い詰められ、崩壊する。友情を装っていたが最後まで自分の保身を貫く姿が描かれた。

サンヒョン
ソンウに利用されていたことを悟り、警察にすべてを話して罪を償う道を選ぶ。服役中はジンギョンの手紙に励まされ、出所後は彼女と新たな関係を築く。

ピルニョン(ウジュの祖母)
当初はメリの身元を疑い結婚に反対していたが、二人の真摯な姿勢を見て心を開く。ウジュに指輪を託し、二人の結婚を祝福。

メリの母・家族
ウジュの家族から侮辱を受けたことに激怒し、ソウルに乗り込み抗議する。大喧嘩の末、双方の誤解が解け家族同士の和解へと繋がった。

名シーン&印象的なセリフ

サンヒョンの告白シーン — 取り調べ室でサンヒョンが「僕は自分の罪だけを償う」と宣言し、友人ソンウへの複雑な思いを断ち切る場面。裏切りと友情の狭間で揺れた彼がようやく自らの信念を貫く姿に胸が熱くなります。

ピルニョンの祝福とプロポーズ — 庭園でウジュがメリに指輪を差し出し「祖母が時間をくれたんだ。僕と結婚してほしい」と伝えるシーン。ピルニョンが二人を認めた証として指輪を託したこと、メリが涙ながらに頷く瞬間は最終話のハイライトです。

結婚式のラストシーン — エピローグでは1年後の結婚式が描かれ、出所したサンヒョンやメリの母が笑顔で二人を見守ります。偽装結婚から始まった関係が本物となり、周囲の人々もそれぞれ新しい人生へ進んでいることが伝わる感動の締めくくりでした。

作品が描いた「契約結婚」の先にあるもの

本作の魅力は、契約結婚というロマンチック・コメディの王道設定を用いつつも、登場人物たちの成長と責任に焦点を当てている点にあります。メリは豪邸を手に入れるために偽装結婚を提案しますが、物語が進むにつれて「自分が本当にほしいものは何か」を自問し、最終的には愛や信頼といった目に見えない価値を選びました。一方ウジュはナリシストで合理主義者として登場しますが、メリと接するうちに家族の重圧や会社の不正から目を背けず、本当の自立を果たします。単なる甘いロマンスではなく、人生の再出発や贖罪まで描いた点が視聴者の共感を呼びました。

感想・考察

偽装結婚が本物の恋になるという設定はよく見かけますが、『私と結婚してくれませんか?』は笑いと涙のバランスが絶妙でした。個人的には、第12話でウジュとメリの家族がぶつかり合いながらも本心をぶつけあう場面が印象的でした。あのシーンをどう感じましたか? 両親同士の喧嘩は荒々しいものの、それがきっかけで誤解が解ける過程がリアルでした。

また、サンヒョンの贖罪とジンギョンとのやり取りにも心を動かされました。脇役にもしっかりとした物語が用意されていて、最終話で彼が刑務所から出てくる際にジンギョンが笑顔で迎えるところでは、思わずほっとした方も多いのではないでしょうか。あなたはこのカップルの結末に満足しましたか?

そして何より、最終的にウジュとメリが大勢の家族や友人に祝福されて結婚式を挙げるシーンには涙がこぼれました。契約結婚という建前がいつしかお互いの支えになり、困難を乗り越えて本物のパートナーになった二人。「ウジュの祖母が指輪を渡すくだりはいつの時代も胸が熱くなる」と感じた方もいるでしょう。皆さんはどのシーンが心に残りましたか?

まとめ

最終話では、これまで張り巡らされた伏線が回収され、登場人物たちそれぞれが自分の過去と向き合って新たな一歩を踏み出します。偽装結婚から始まった恋が本物になるまでに、彼らは多くの嘘や誤解、家族からの反対に直面しましたが、最後にはお互いを信じることで乗り越えました。視聴後、あなたも「信頼を築くには時間が必要だ」と感じたのではないでしょうか。

また、第12話は「家族」というテーマの描き方も印象的でした。ウジュの家族とメリの家族が激しくぶつかり合いながらも、本音をぶつけ合うことで少しずつ歩み寄っていく姿は、どこか現実の家族関係とも重なります。許せないと思っていた相手を、時間をかけて理解し直す過程を見ていて、自分の周りの人間関係について考えさせられた方も多いのではないでしょうか。

最後に、ウジュとメリの物語が終わってしまったことに寂しさを覚えつつも、二人のハッピーエンドに大きな満足感を得ました。

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