韓国ドラマ 私と結婚してくれますか? 第2話 あらすじネタバレ|新居受け渡しと偽装夫婦1日目の波乱

私と結婚してくれますか?

「嘘から始まる、90日の真実。」

韓国ドラマ『私と結婚してくれますか?』はディズニープラスで配信中のロマンティックコメディで、全12話を金曜と土曜に2話ずつ公開している。第2話は2025年10月11日にSBSで放送され、視聴率が首都圏7.0%・全国6.4%、瞬間最高9.7%で同時間帯1位を記録する好スタートとなった。第1話のラストでユ・メリは見ず知らずのキム・ウジュに「私の夫になってくれませんか?」と偽装結婚を提案したが、今回のエピソードではその無謀な契約が現実になり、豪邸の受け渡し式に臨む二人の危機と奮闘が描かれる。

あらすじ(ネタバレあり)

出典:Disney+(ディズニープラス)公式

物語は幼少期のウジュが交通事故で両親を失う回想シーンから始まる。彼の胸には当時、病院で見知らぬ少女からもらった小さなぬいぐるみの記憶が残っており、それが現在の冷静な性格や孤独感に影を落としている。現代に戻ると、崖っぷちデザイナーのメリから突然プロポーズされたウジュは「詐欺だ」と一蹴し、申し出を断る。


しかしウジュの環境も一変する。韓国初の製菓店「ミョンスンダン」の会長である祖母ゴ・ピルニョンが彼を新たな後継者に任命し、マーケティングチーム長として会社を率いるよう命じる。それに嫉妬した従兄チャン・ウンスは、ハンガ製菓のパッケージデザイン契約の失効をわざと押し付け、ウジュを窮地に追い込む。デザイン会社の代表はメリであり、彼女の会社は契約違反を理由にミョンスンダンに5倍の違約金(約5千万円)を請求し訴訟を起こす構えを見せる。


ウジュは会社を守るためメリに再び会い、契約書へのサインと引き換えに「偽の夫」になることを条件に出される。迷った末、彼はメリの要求を受け入れ、二人はボッテ百貨店の豪邸受け渡し式に夫婦として参加することに。メリは指輪や眼鏡を用意し、ウジュは正装して会場へ向かう。授賞式では広報用の写真に顔が映りそうになり、ウジュはとっさに海外出張で「アフリカ脳炎に感染した」と電話で嘘をついてマスク着用を正当化し、二人はマスクと花束で顔を隠したまま賞を受け取る。


式後、百貨店常務のペク・サンヒョンが高級タウンハウスに二人を案内する。サンヒョンは「この家は90日間売却できない。住民として定期的に監視する」と宣告し、自身も隣人であることを告げる。メリとウジュは一度きりの装いで済ませるつもりだった偽装が三カ月の同居生活へと延長されたことを知り、驚きと不安に包まれる。新居へ移った二人は住民に見られないよう神経を尖らせるが、家の前でウジュの叔母と従兄に遭遇。さらにサンヒョンが何気なくメリを「奥さん」と呼んだことで正体が露見しかける。危機的状況のなか二人は咄嗟に協力してその場を切り抜け、偽装夫婦生活の幕が本格的に開く。

登場人物の動きと関係性

  • キム・ウジュ(チェ・ウシク):幼少期に両親を亡くし祖母に育てられた完璧主義者。祖母からミョンスンダンの後継者に指名されマーケティングチーム長に就任するが、従兄の計略でデザイン契約問題を押し付けられる。会社を守るためメリとの偽装結婚を受け入れ、授賞式では“アフリカ脳炎に感染した”と嘘の電話をしてマスクを着用するなど機転を利かせる。
  • ユ・メリ(チョン・ソミン):デザイン会社の代表。婚約者の裏切りや不動産詐欺でどん底にあったが、50億ウォン相当のタウンハウスに当選。賞を得るためウジュに偽装結婚を提案し、契約問題の交渉では謝礼金を餌に彼を説得。授賞式では顔を花束で隠すなど大胆に振る舞う。
  • ペク・サンヒョン(ペ・ナラ):ボッテ百貨店の常務。メリの当選を取り消そうと手を尽くすが失敗。授賞式後は高級タウンハウスの住民兼監視役として二人を見張ると宣言し、90日間の同居生活を強制する発言で二人を緊張させる。
  • チャン・ウンス(コ・ゴンハン):ウジュの従兄。祖母の座を狙い、パッケージデザイン契約の失効をウジュに押し付けて窮地に追い込む。
  • ゴ・ピルニョン(チョン・エリ):ミョンスンダン会長でウジュの祖母。ウジュを後継者に指名し、会社の重荷を背負わせる。
  • ウジュの叔母と従兄:新居の前でウジュを出迎え、サンヒョンの「奥さん」という言葉から状況を察しそうになり二人を慌てさせる。

名シーン&印象的なセリフ

ポスターのキャッチフレーズ

ディズニープラスが公開したキービジュアルには「夫のフリをしてくれませんか?」「夫のフリ……?なんで僕が?」という台詞が添えられており、偽装結婚から始まる二人の関係を象徴している。

授賞式での嘘電話

ウジュは授賞式で顔を隠すため「アフリカ脳炎に感染した」と嘘の電話をかけ、マスク着用を正当化。急場をしのぐ機転が笑いを誘う。

90日間の同居宣告

タウンハウスを案内したサンヒョンが「この家は90日間売却できない。私は隣人で毎日見回りに来る」と宣言し、ウジュとメリを慌てさせた。

時系列タイムライン

  • 冒頭の回想:幼少期のウジュが交通事故で両親を失い、病院で謎の少女からぬいぐるみを受け取る。
  • プロポーズ拒否:メリからの偽装結婚の提案を受けたウジュは詐欺を疑い断る。
  • 後継者指名と契約問題:祖母の指名でウジュはマーケティングチーム長となるが、従兄ウンスがデザイン契約の失効を押し付ける。
  • 交渉成立:メリは契約書へのサインと引き換えにウジュへ偽装結婚を要求し、ウジュが承諾。
  • 授賞式:二人は指輪を交換し、マスクや花束で顔を隠して賞を受け取る。ウジュは「アフリカ脳炎に感染した」と嘘電話で危機を回避。
  • 90日間の同居宣告:サンヒョンが豪邸を案内し、賞品は3カ月間売却不可で自分が監視すると宣言。
  • 新居での遭遇:新居の前でウジュの家族に遭遇し、サンヒョンの「奥さん」という言葉で正体が露見しかける。

感想・考察

第2話は、偽装結婚が“条件”として動き出すまでを小気味よいテンポで描き、コメディとヒリつく緊張を心地よく往復させていましたね。授賞式での機転や、新居での冷や汗ものの遭遇が続き、視聴体験としての起伏がしっかり設計されていると感じます。序盤の回想が現在の行動原理に静かに繋がっていくのも、物語の厚みを丁寧に支えていました。

人物面では、メリの大胆さと交渉力、ウジュの完璧主義の裏にある優しさが、行動で立ち上がっていましたね。とりわけウジュの“とっさの嘘”は、彼の堅さだけでは語れない柔軟さを印象づけます。幼少期のぬいぐるみの記憶が差し挟まれることで、今後の感情のほつれや結び直しへの布石が見えてきたのも見どころでした。

装置としての「90日」「監視」という条件は、二人の嘘と本音を同時に炙り出す強力なフレームですね。家族・会社・近隣という外圧が層を成し、日常の些細な所作まで物語化されていくはずです。次回以降は、嘘を守るための振る舞いがいつ本音へ反転するのか——その転換点を一緒に見届けていきたいところです。

まとめ

第2話は、授賞式から新居への移行までを一気に進め、偽装夫婦の“日常編”を本格稼働させましたね。要所に笑いの逃がしどころを置きつつ、露見リスクを重ねて緊張を保つ構成が、とても観やすく感じられます。

キャラクターの魅力も、行動で自然に伝わってきました。ウジュの不器用な優しさとメリの胆力は、衝突と相互扶助を同時に呼び込みます。小さな協力の積み重ねが、この関係をどこまで運んでいくのか楽しみです。

この先は、家業の利害や家族の思惑、そして“監視下の同居”が物語を一段深くしていきますね。条件から始まった関係が、条件を超える瞬間をどう設計してくるのか——次話の仕掛けに期待しています。

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第1話あらすじ → 韓国ドラマ 私と結婚してくれますか? 第1話 あらすじネタバレ
第3話あらすじ → 準備中
登場人物のまとめ → 私と結婚してくれますか? 登場人物・キャスト徹底紹介

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