私と結婚してくれますか? 全12話|偽装新婚90日×ブランド再生のラブコメ概要

私と結婚してくれますか?

「90日だけ、夫婦のフリ。」

韓国SBSの金土枠で放送されるロマンティック・コメディ『私と結婚してくれますか?』は、景品入居の条件を満たすため“偽装新婚”を結ぶ男女を描く。10月10日開始、全12話構成。日本を含む複数地域ではDisney+(スター)で独占配信される(毎週金・土に2話ずつ公開)。

作品データ

出典:Disney+(ディズニープラス)公式
  • 配信形態
    韓国はSBSの金土ドラマとして放送/日本ほかはDisney+(スター)で独占配信(毎週金・土に各2話ずつ公開)。
  • 話数/公開年
    全12話、2025年10月10日放送(配信)開始/放送中。
  • 放送局/配信プラットフォーム/制作会社
    放送局:SBS/配信:Disney+(スター)/制作:Studio S、Samhwa Networks。
  • 原題・英題・ジャンル・年齢区分
    原題「우주메리미」/英題「Would You Marry Me」/ジャンル:ロマンティック・コメディ/年齢区分:15歳以上(韓国基準)。
  • 主要キャスト(俳優名/役名)
    チェ・ウシク/キム・ウジュ(老舗菓子ブランド〈ミョンスンダン〉御曹司・マーケティングチーム長)
    チョン・ソミン/ユ・メリ(「メリデザイン」代表)
    ソ・ボムジュン/(前)キム・ウジュ(メリの元婚約者・金融マン)
    シン・スルギ/ユン・ジンギョン(家庭医・ウジュの友人)
    ペ・ナラ/ペク・サンヒョン(百貨店〈ボッテ〉常務)
    チョン・エリ/コ・ピルニョン(ミョンスンダン会長・ウジュの祖母)
    ※固有名詞・肩書は初出併記、主要人物に限定。

あらすじネタバレ(記述調・一体型・時系列重視)

離婚と不動産詐欺で人生の崖っぷちに立つユ・メリ(デザイン会社代表)は、百貨店〈ボッテ〉が用意した“新婚限定・最高級タウンハウス”の福引に当選する。条件は“新婚夫婦であること”。一方、老舗〈ミョンスンダン〉4代目の御曹司キム・ウジュは、偶発的な接触事故でメリと出会う。メリは“同姓同名”の縁を機にウジュへ「夫のフリ」を大胆に持ちかけ、90日限定の偽装新婚が成立する。

入居と授賞式を突破するため、2人は“完璧な新婚演技”を求められる。百貨店の常務ペク・サンヒョンは当選取り消しを狙い、審査や同行要請で揺さぶる。やがて〈ミョンスンダン〉の新商品プロジェクトで、ウジュの社内ポジションとメリのデザイン会社が交差し、利害一致から“仕事上の相棒”関係が芽生える。

家門の継承争い・企業政治・百貨店側の監視が三重に圧をかけるなか、ウジュは“家の論理”と“自分の選択”の狭間で揺れ、メリは契約の目的と自身の感情の間で立ち止まる。偽装の90日が終わる前に、2人は契約の延長か、関係の解消か、それとも“本物”を選ぶのかという岐路へと向かう。

登場人物の動きと関係性

  • 主人公 ↔ 相棒:ウジュ × メリ…「入居条件のための偽装」→「業務連携」→「相互信頼と感情の自覚」。
  • 主人公 ↔ 外圧・ライバル:百貨店側(ペク常務)が“露見イベント”を仕掛け、当選取消を狙う。
  • 家族軸:〈ミョンスンダン〉の会長一族による権力・継承線がウジュの意思決定に影響。
  • 職場/組織内:ブランド再生に向けたマーケ×デザインの協働が進み、成果と立場が物語の推進力となる。

見どころと注目ポイント

  1. 環境の精度(時代考証・美術・ロケーション)
    “50億ウォン級の最高級タウンハウス”という景品設定と百貨店の監視網が、偽装新婚のリアリティと連続する発覚リスクを生む。
  2. 主人公の変化軸
    ウジュは家門・企業の重圧から自律へ、メリは生計・自尊心の回復から“相棒”としての自立へ。契約が“対等なパートナーシップ”に変わる過程が主線。
  3. 現場ディテール(職能のリアリティ)
    老舗〈ミョンスンダン〉のマーケ業務と外部デザイン会社の実務接続が物語上の課題解決と直結。役職設定(マーケチーム長/代表)や部門編成が細かく設計されている。
  4. 俳優の相性・演出トーン・音楽/編集
    監督はソン・ヒョヌク×ファン・イニョク。感情描写を丁寧に積む演出と、テンポの良い編集・劇伴が“甘さ×緊張”の往復を支える。初放送直後から相性評価の報道も見られる。
  5. 編成・配信動線と初動
    放送はSBS金土21:50。配信はDisney+(スター)で全12話・金土2話ずつ公開。初動の視聴率は全国6%台後半/首都圏7%、瞬間最高は9%台後半(第2話)。

感想・考察

偽装結婚の王道を、企業再生と家門政治のラインで拡張しているのが見やすいですね。入居条件という明快な動機に、百貨店の監視や社内の権力線が絡み、各話で“露見リスク”の山を作ってくれます。演出は情感の積み上げが丁寧で、二人の距離の縮まり方が自然に感じられました。

キャスティング面では、チェ・ウシクとチョン・ソミンの呼吸が軽やかで、コメディと心情の両輪が効いています。15歳区分のライトなトーンに収まりつつ、仕事描写と家族圧の重みが程よい手応えを生んでいて、週末帯の気分で楽しみやすい一本だと感じます。

まとめ

“契約ロマンス×職場バディ”が好みの方には、とても相性の良い作品です。まずは第1~2話でプレミスと主要人物の立ち位置が明確になるので、ここまで観れば作品の核が掴めます。

週次視聴なら金・土に2話ペースの配信が続くため、区切りよく楽しめます。恋愛の甘さとバタバタ感、そして“選択”の重みをバランスよく味わいたい時にどうぞ。

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