権力と正義が交差する政治サスペンス『北極星』。ここでは相関図に載っている主要キャラクターを、あらすじの核心を避けつつ“紹介文形式”で端的にまとめます


ソ・ムンジュ(チョン・ジヒョン/韓:전지현/英:Gianna Jun)
次期大統領候補の妻で、元外交官・国連大使。冷静さと胆力を兼ね備え、夫を襲った銃撃事件の真相に自ら踏み込む。国際的な人脈と経験を武器に、政財界の思惑が渦巻く中で“自分の正しさ”を貫こうとする中心人物。

ペク・サンホ(カン・ドンウォン/韓:백상호)
素性や過去の任務に謎が多い“スペシャリスト”。ムンジュの護衛として行動し、必要なら非情な判断も辞さない実行力を持つ。寡黙だが観察眼は鋭く、事件の核心へと物語を静かに導く存在。

アンダーソン・ミラー(ジョン・チョー/英:Anderson Miller)
米国務次官補として、ソウルとワシントンのあいだで敏感な駆け引きを担う要人。事件の国際的波紋を測りつつ、同盟と実利のバランスを探る。友好と圧力の境界線で、ムンジュらと情報を交わすキープレイヤー。

イム・オクソン(イ・ミスク/韓:임옥선)
アソム海運の会長。資金と人脈を背景に政界へ絶大な影響力を持つ。情勢の読みが早く、勝ち筋を見極めて素早く手を打つ“キングメーカー”的存在。

チャン・ジュニク(パク・ヘジュン/韓:장준익)
次期大統領候補でムンジュの夫。理想や改革の看板とは裏腹に、銃撃を機に過去や人脈があらゆる角度から検証されていく。彼を巡る“清廉さの代償”が、ドラマ全体の緊張を高める。

チャン・ジュンサン(オ・ジョンセ/韓:장준상)
検事でジュニクの弟。法の論理と“家族”の情の狭間で揺れ、兄の事件を機に表舞台へ押し出される。正義感と出世欲の微妙な均衡が物語に複雑さを与える。

ユ・ウナク(ユ・ジェミョン/韓:유운학)
国家情報院の院長。国内外の機密情報を束ね、危機管理の司令塔として全体像を俯瞰する。政治とは距離を置きつつも、国家の安全保障のために冷徹な判断を下す現実主義者。

チェ・ギョンシン(キム・ヘスク/韓:최경신)
大法院(最高裁)の判事。司法の独立を守りながら、法と政治の境界を見極める老練さを備える。時に沈黙で圧をかける存在感が、権力の均衡を象徴する。

ヨ・ミジ(イ・サンヒ/韓:여미지)
ムンジュの長年の補佐官。現場の段取りから対外折衝まで、情報と実務を整える“右腕”。信頼と忠誠を背に、ムンジュの意思決定を支える要。

パク・チャンヒ(チュ・ジョンヒョク/韓:박창희)
ジュニク陣営の補佐官。広報や危機対応を手際よくさばく実務派で、選挙戦の動脈として機能する。理想より結果を重んじる現実感覚が、陣営の強みでもあり弱みでもある。
用語ミニガイド
・国家情報院:対外・対内の情報収集と分析を担う国家機関。
・大法院:日本の最高裁に相当する最終審の裁判所。
・キングメーカー:直接は表に立たず、後継や“次のトップ”を作る力を持つ人物。
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