希望か絶望か──ギフンたちの反乱が導く最終決戦
第7話「敵か味方か」では、投票ではもはやゲームを止められないと悟ったギフンが、本部への反乱を決意。
プレイヤー同士の争いが“特別イベント”として加速し、ついに運営側と直接対決する局面へと突入します。
一方、信頼していたヨンイル(イノ)の衝撃の裏切り、仲間たちの脱落、そしてギフンの叫びが交錯する中、最後に立っているのは誰なのか──。
シリーズ最終話にふさわしい混乱と裏切り、そして決別が描かれる、怒涛のクライマックスが幕を開けます。
🎬 第7話のあらすじ

第7話では、プレイヤー同士の暴動が激化し、最終局面へと突入する。サノスをフォークで攻撃したミョンギを発端に、ゲームを中止したい派と続行したい派の対立が爆発し、トイレや就寝時間中に参加者同士の衝突が広がる。
この争いは「スペシャルイベント」として運営が黙認しており、止めに入ったピンクガードの隙をついて、ギフンたちは武器を奪うことに成功。ギフンは本部を奇襲し、運営側に立ち向かうことを宣言する。
一方、海上ではジュノたちが島に上陸し、地下へと続く扉を見つけるが、近づいた瞬間に爆発が発生し1人が倒れる。ジュノたちは船へ戻り、計画を練り直すことになる。
ギフンたちは武装してコントロールルームへと進軍するが、イノ(ヨンイル)は途中で仲間2人を排除し、自らも倒れたように偽装する。ヒョンジュ、デホ、ギョンソクたちは時間稼ぎのために残り、弾切れのなかで次々に制圧されていく。
ギフンとチョンベは本部手前まで到達するが、そこで現れたイノによりチョンベが倒され、ギフンは絶望の中に突き落とされる。
👥 登場人物の動きと関係性(第7話)
- ソン・ギフン:ついに本部への反乱を決行。仲間を失いながらも戦い続ける。
- オ・ヨンイル(イノ):表向きは協力者だが、裏で裏切りと排除を繰り返す。
- チョンベ:ギフンと共に進軍するが、最後はイノの手で排除される。
- ヒョンジュ:冷静に戦術を指示するが、仲間の脱落に直面し苦悩。
- デホ:弾倉回収の任務を担うも恐怖で戻れず、ヒョンジュに発見される。
- ギョンソク、その他:反乱に参加するも、多くが倒れていく。
- ジュノ:外から会場へ近づくが、爆発により仲間を失い、撤退。
- パク船長:実は運営のスパイであり、正体がバレたスタッフを密かに排除する。
🎯 名シーン・印象的なセリフ
「…ヒーローごっこは楽しかったか?よく見ろ。これが、お前がしたことの結果だ」(ヨンイル)
→ ギフンに放たれた冷酷な一言は、彼の裏切りの本性を象徴。
「悪いのはこのゲームを主催してる側だ!」(ギフン)
→ 敵はプレイヤーではなく運営。反乱を導くギフンの決意の表れ。
🧩 韓国の文化・背景
第7話ではゲーム的要素は減少し、韓国社会で徴兵制経験がある者たちの戦闘描写がリアルに反映されている。武装や指揮行動など、視聴者が納得しやすい戦術描写が多数登場。
また、「同じ被害者同士の争い」を描く構図は、社会的弱者の分断や資本主義批判を象徴しており、シリーズ全体のテーマにも通じる。
🌟 感想・考察
最終話にあたる第7話は、これまでの静的なゲーム形式から一変し、ダイナミックな反乱と衝突が展開される。
特にヨンイル(イノ)の裏切りとギフンへの攻撃は、視聴者に大きな衝撃を与える展開。彼が最終的に何を目的に動いているのか、その全貌は未だ明かされていない。
ヒョンジュやデホなどの“市民的キャラ”の活躍・葛藤も丁寧に描かれ、ゲームを超えた人間ドラマとしての深みを増している。
一方で、「戦闘が長すぎる」「テーマが散漫」という声もあり、評価は賛否両論。だが最終話としてのスリルと絶望感は十分に伝わる内容となった。
📂 まとめ
- サノスへの攻撃を皮切りに、プレイヤー同士の衝突が勃発。
- ギフンたちが武装し本部を襲撃するも、多くの犠牲者が出る。
- イノは最後に裏切り、チョンベを排除。ギフンは絶望へ。
- ジュノたちは爆発に遭遇し、撤退。
- シーズン2は人間関係・心理戦・裏切り・権力構造が複雑に交錯したまま幕を閉じる。
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